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2017.05.19 11:00

米国で「最もリッチな女性ミュージシャン」 マドンナが首位

マドンナ(Photo by Kevin Winter/Getty Images for iHeartMedia)

フォーブスは5月17日、「一代で富を築いた米国の女性富豪ランキング(America’s Wealthiest Self-Made Women)」を発表した。ここではそのランキングから音楽部門のトップ5名と、その資産額を紹介する。

1. マドンナ(5億8000万ドル)

2016年3月に終了したRebel Heartツアーでマドンナは1億7000万ドルの売上を生み出した。マドンナはファッションブランドや香水でも収益をあげている。彼女はニューヨークの不動産や、ピカソやマン・レイらの芸術作品も購入したと伝えられている。マドンナはジェイ・Zが運営するスリーミングのTidalに出資していることも知られている。

2. セリーヌ・ディオン(4億ドル)

セリーヌ・ディオンは夫でマネージャーだったレネ・アンジェリルに先立たれ、1ヶ月間活動を休止したが2016年2月にラスベガスのステージに復帰した。彼女はカジノホテルのシーザーズ・パレスで年間70回以上の公演を行い、2016年には2億7000万ドルを稼ぎだした。フォーブスの「最も成功した女性」ランキングは米国人女性を対象としているが、カナダ人であるディオンはその収入のほとんどをラスベガスで得ているため、本ランキングに加わった。

3. バーブラ・ストライサンド(3億9000万ドル)

バーブラ・ストライサンドは昨年、14公演で4億6000万ドルを稼ぎ出した。彼女は投資の才能を持つことでも知られ、その能力は特に不動産投資で発揮されている。2000万ドル以下で購入したと伝えられるマリブビーチの豪邸は現在1億ドル近くに値上がりしている。

4.ビヨンセ(3億5000万ドル)

昨年、通算6枚目のソロアルバムをナンバーワンに送りこんだビヨンセは、その後のフォーメーションツアーで2億5000万ドルを稼ぎ出した。夫のジェイ・Zとの間の双子の出産を控えている彼女は現在、公演活動を休止中だが「Black Lives Matter」(黒人の命だって大切だ)等の社会運動には活発に参加を続けている。

5. テイラー・スウィフト(2億8000万ドル)

1989ツアーを大成功させたテイラー・スウィフトは2015年に2億5000万ドルを稼ぎ出し、世界トップクラスのエンターテイナーとなった。2016年はあまり目立った活動が無かったが、それでも楽曲やライセンス契約から膨大な売上を上げている。

編集=上田裕資

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