・賭けに出る
「マーケティングでは、面白いものは全てリスクをはらんでいる」とローテンは言う。たとえ一部の人々を敵に回すかもしれないとしても、安全策よりチャンスを選ぼう。周囲と同じでは注目は得られず、オーディエンスを動かすことはできない。
・唯一無二となる
「大半の企業のソーシャルメディアはつまらない。面白いのは20~25社ほど。ウェンディーズが注目されるのは他と違うからだ。どうしたら面白くなるか考えて、それに集中すること。それを考え出して、全プラットフォームに浸透させる必要がある」(ローテン)
今では、ウェンディーズのソーシャルメディア投稿が好きな人も嫌いな人も、同社がいったいどんな会社なのか知っている。10年前はそんなことはなかった。
あなたの会社がB2Bの退屈な事業を展開していようと、ホットな消費者向けブランドを展開していようと、ソーシャルメディア上で面白いことはできる。ためらわずに挑戦し、他と差をつけよう。ただし、万人受けを狙ってしまうと、結果的に誰の心も動かせないので注意しよう。