ビジネス

2017.05.15

「インプットの洪水」からあなたを救うITツール8選

Alex_Po / Shutterstock.com


7. Due:「しつこい」通知でタスク忘れ防止

予定のリマインドに特化したアプリケーション。期限が過ぎるとスヌーズ機能が作動し、1分間隔から通知が届く。どんなに多忙でも確実に思い出させる。

ー利用者の声
通常のリマインダーと比較して非常に「しつこい」ことが特徴。デフォルトの設定ではタスクを完了しない限り1、5、10、15、30分、1時間刻みで通知が鳴るので、絶対に忘れることがない。細かいタスクはTrelloなどで管理し、Dueのほうは自分の作業に鞭を打つ最終手段として使っている。モバイル版もシンプルなつくりで使い勝手が良い(田中秀征・ビビビット マーケティング事業本部統括 クリエイティブディレクター)

8. Alfred:PC上のあらゆる操作がマウス不要に

ファイルやウェブの検索、アプリの起動などの操作を高速・簡略化。検索ウィンドウへのキーボード入力一つで行うことができる。呼び出しのキーワードを自分で設定してカスタマイズも可能。

ー利用者の声
マウス操作が不要になるランチャーツール。キーボードから手を離すことなく、あらゆる操作をすることができる。検索ウィンドウに文字を入力するだけで、ファイルやアプリケーションの起動やその閲覧だけでなく、ウェブ検索や、電卓を使っての計算、PCの再起動や「ゴミ箱を空にする」などの動作をすることができる。ファイルのプレビューをすることも可能。


マウス操作が不要になるランチャーツールのAlfred。検索ウィンドウに文字をタイプするシンプルな動作で、あらゆる動作が可能。

思考整理からツールを駆使
ー田中秀征・ビビビット マーケティング事業本部統括クリエイティブディレクター

クリエイターの採用に特化したウェブサイトのクリエイティブディレクションをしているが、普段は「手を動かして」思考やアイデアを整理するということはほとんどない。サイトを設計する上での思考整理には、基本的にマインドマッピングツールを使っている。現在愛用しているのはXMind。周囲にもユーザーが多い。他のマインドマッピングツールと比べて作動がスムーズなので思考が分断されないというのがポイントである。

思考がまとまったら、タスク管理ツールに落とし込む。Trelloは個人用とチーム用のアカウントを使い分け、進捗状況を共有しながら、タスクをいかに「doing (実行中)」のステータスに持っていくかを考えながら作業を進める。カレンダーに予定を記入するということは、ほぼなくなった。Dueというリマインダーアプリで予定の管理をしている。


文=Forbes JAPAN編集部

この記事は 「Forbes JAPAN No.34 2017年5月号(2017/03/25発売)」に掲載されています。 定期購読はこちら >>

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