2. 「優先順位を付ければ、全て実行可能だ」と理解する
女性たちの多くは、自分自身の世話をしてあげる必要性を理解している。だが、それを実践するための時間がないと考えている。この問題を解消するための方法の一つは、「やることリスト」の一番目に、それを挙げておくことだ。後回しにできるものを見つけて時間を作り、自分を幸せな気分にするための時間と置き換えるのだ。
3. 「いつでも心身ともに健康でいられる」と過信しない
体調が悪いなら、無理して仕事に行くよりも自宅にいて休むべきだ。回復するために休んだ方が、その後何日も普段の半分のスピードでしか物事をこなせない状態が続くより、結果的には効率的だからだ。悪くすれば、自分に無理を強いたことで燃え尽きてしまうかもしれない。
4. 「職場環境を自ら変える」ための行動を取る
私たちは誰でも、より良い、より健全な働き方をしたいと思っている。だが、それを実現できることはほとんどない。まずは、ワークライフバランスを実現したことが良い結果につながる職場の文化を築くのだと、あなた自身が決意し、実行することだ。そのためには、例えば今年の有給休暇を全て消化するなど、自分で前例を作ることだ。
ある調査では働く人たちの80%が、上司が有休の取得を支持し、奨励していると確信できれば休みを取ると答えている。部下がいるあなたが「有言実行」で休暇を取れば、それが部下たちのためになるだろう。職場の平等の実現は、まずは自分自身を大切にすることから始まるのだということを忘れてはならない。