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テクノからチャート、その他の音楽業界に関する執筆を担当。

Photo by Mathew Imaging / gettyimages

ミュージシャンとして生計を立てるのは大変だ。音楽業界での職探しはほとんどの場合、個人的ネットワークが頼りだ。しかし、この分野にもテクノロジーの波が押し寄せ、より効率的にバンドのメンバーが探せるようになりそうだ。

音楽系のスタートアップ企業、Jammcardは数年前に始動し、音楽業界のクレイグリスト(掲示板サイト)として知名度を広げてきた。今年の初めにリリースされた最新バージョンではモバイルに特化したリニューアルを進め、プロフィール情報をカード形式に統合。ユーチューブの動画やプレイ音源を通じ、音楽関係者に特化した職探しの場として使いやすさを向上させた。

想定ユーザーは楽器を演奏する人に限らない。プロデューサーやディレクター、編曲家やソングライター、スタジオエンジニアや舞台監督、照明係といった具合に音楽関連のあらゆる職種を対象としている。Jammcardのサーチはあらゆる条件で絞り込みが可能で、理想の相手を発見することが可能だ。

創業者でCEOのエルモ・レバノはJammcardと類似サイトの違いを「量よりも質にこだわった結果だ」と筆者に説明した。Jammcardに参加が許されるのは一定の審査基準を満たしたメンバーのみだ。「このサービスはプライベートなネットワークとして運営している」とレバノは述べた。

現在のところJammcardがフィーチャーするミュージシャンは、ブルーノ・マーズやビヨンセ、ザ・チェインスモーカーズといったビッグネームと共演経験があるアーティストに限定している。彼らは業界のトップエリート達だが、彼らにしても常に100%スケジュールが埋まっている訳ではない。

Jammcardは現状、ロサンゼルス地区のミュージシャン限定で運営中だ。しかし、今後は対象地域を広げていく。マネタイズも課題となっているが、既に大物ミュージシャンをメンバーに持つ同社なら資金調達もさほど難しくはないだろう。米国内でポジションを固めた後、海外進出のプランも描いている。

編集=上田裕資

 

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