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キャリア、求職活動及び労働人口の中のミレニアル世代について執筆

Maridav / shutterstock

キャリアコーチである私は、人生の岐路に立ち変化を求める依頼人への対応には慣れている。こうした依頼人には通常、深い自己分析をしてもらい、私たちの誰もが得るに値する、真にやりがいのある仕事を見つける支援をする。

またこうした依頼人は当初、自分で決断が下せない状態にあることが多い。だが、ケビンほど決断力のない依頼人は、これまでにいなかった。どのようなキャリアを築きたいのかという問いに、彼は何も答えられず、楽しいと感じることは何か、得意なことは何かと聞かれても、明確な答えを出せなかった。

私はまず、彼にマイヤーズ・ブリッグス性格診断テスト(MBTI)を受けてもらうことで、少なくとも彼の好みを理解するきっかけをつかみ、キャリア上の願望を探っていこうと考えた。すると、彼の診断結果が「ENFJ」だったことには、2人とも驚いた。これは通常、決断力のある人を示すタイプだ。

だがENFJ型の人は、大きな決断を下す際には思考が停止し、決断力が発揮できない。ケビンが次のキャリアについて話し合った際、返答に詰まってしまったのはこれが理由だった。この診断結果は、彼の性格にぴったりの仕事を探す上でも役に立った。

自分の考え方や判断を理解することは、特に求職中の人にとって非常に大きな助けになる。自分の性格タイプを知ることが次のキャリアを踏み出す際に役立つ理由は以下の3点だ。

1. 業界を絞り込む手がかりとなる。性格タイプの中には、他よりも創造的なものや、自然とリーダーに適したものがある。性格タイプを知ることは、自分の力を発揮できる分野の特定につながる。

2. 自分が持つ最も強いスキルを特定できる。分析に長けた人や、計画性の高い人がいる一方で、行動を通じて学ぶことを好む人もいる。深いレベルで自分の最大の強みを知ることにより、それを真に発揮できる仕事を見つけやすくなる。

3. 自分にとって最適な仕事環境が分かる。性格タイプによっては、特定の環境でよりうまく働けるものもある。例えば、自分の世界の中で作業をしたい内向的な人は、人数が少ない職場の方が適しているだろう。

性格タイプに正解や間違いはない。ありのままの自分をたたえよう!

MBTIテストを活用すれば、人が互いに異なることをより深く理解し、自分の考えや周囲に対する反応をより良く理解できる。ケビンの場合は、リーダーとしての素質に加え、人助けにやりがいを感じる人であることが分かったため、規模が大きく成功を収めている非営利団体の理事職を得た時に、これは自分の天職だと感じることができた。

編集=遠藤宗生

 

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