スティーブ・ウォズニアックが語るコスプレと火星旅行への夢

スティーブ・ウォズニアック (Photo by Kelly Sullivan / gettyimages)


「たとえ片道の旅であっても火星に行くという人たちがいるが、僕もその一人だ。未知の世界を発見し、パイオニアとしてそこにコミュニティを立ち上げるという構想にワクワクする。火星に人が住めるようになるまで、いくつもの段階を踏む必要があるだろうけど、我々ギークがやっているプログラミングも同じようなもの! 火星に行くためのエネルギーをどうするかなど、まだ解決されていない問題が山積みだ。2075年までに解決するかどうかもわからない」

コミコンのプログラムに話を戻そう。昨年行われたウォズニアックとパーマ・ラッキーの対談は、今年は見られないようだ。ラッキーはペーパーカンパニーを通じてトランプ大統領の支援団体に資金提供を行なっていたことが発覚し、先日Oculusとフェイスブックを退社した。

「隠れてやっていたことを残念に思う。なぜ名乗らずにやったのか、それは自分でも正しくないことだとわかっていたからだろう。彼は責任を取る気がなかったんだ」

ところで、ウォズニアックはDCコミックスとマーベルのどちらのファンなのか?
「一方の肩を持つのは好きじゃない」とウォズニアックは言う。

「どのキャラクターもそれぞれ違った魅力がある。彼らが持つスーパーパワーがもし自分にあれば、どれほど素晴らしいことができるだろうかと考えるよ。彼らはとても貴重な存在だ。だからどちらの派閥にもつかないし、論争にも参加しないつもりだ」

編集=海田恭子

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