米国では、推奨される1日最低7時間の睡眠を取ることができない人が成人の約3分の1だという。米疾病対策センター(CDC)によれば、2009年に実施された調査の結果、同国の成人のうち「ここ1か月の間に、日中に意図せず眠ってしまったことがあるか」との質問に、「ある」と答えた人は34%を超えていた。また、「ここ1か月のうちに、車の運転中に居眠りしてしまったことがある」と答えたのは、25〜34歳の7.2%、35〜44歳の5.7%、45〜54歳の3.9%だった。
睡眠不足の人がこれほど多くなっている中で、昼寝のためのスペースを提供する企業は増えると予想されている。米国企業600社を対象とした2011年の調査では、従業員に昼寝ができる場所を提供していたのは6%だった。
ミレニアル世代の女性向け情報サイト「バスル(Bustle)」によれば、自宅以外で昼寝ができるのは、1)机の下、2)倉庫、3)地下室、4)車の助手席、5)路線バスの車内、6)地下鉄の車内、7)ホームパーティーの会場のソファー、8)映画館、9)デパートの家具売り場、の9か所だ。
一方、ナパサイズについては、クラスはストレッチと睡眠を組み合わせるだけの内容のようだ。恐らくその代わりとなる無料の何かを、見つけることができるだろう。お金を払って参加したいかどうかは考え方しだいだが、ベッド(たとえジムに置いてあるものであっても)の中で横になることと、エクササイズを混同しないよう、気を付ける必要はありそうだ。