マイクロソフトの企業向け「IoT」プラットフォームの全貌

マイクロソフト、サティア・ナデラCEO (Photo by Justin Sullivan/Getty Images)


マイクロソフトは、これらのサービス以外にも、「Azure Time Series Insights」と「Azure IoT Hub Device Provisioning」のリリースを発表した。

Time Series Insightsは、分析、ストレージ、視覚化を行い、数十億ものイベント処理を簡単に行うためのクラウドサービスだ。Stream Analytics をPower BIに接続しなくても、IoT HubやEvent Hubの可視化ができ、データは保存される。

IoT Hub Device Provisioningは、IoTデバイスを、位置やマルチテナンシー、アイソレーションなどのパラメータに基づき、最適なIoT Hubにプロビジョニングするサービスだ。Windows 10 IoT Coreを搭載していれば、デバイスをクラウドにシームレスに接続することができる。

マイクロソフトは、企業に対するクラウドベースのIoT構築・運用サービスの提供で競合他社をリードしているが、IoT Centralやエッジ分析、Connected Factoryなどのサービスを追加したことにより、さらにそのポジションを強固なものにした。

編集=上田裕資

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