Forbes BrandVoice!! とは BrandVoiceは、企業や団体のコンテンツマーケティングを行うForbes JAPANの企画広告です。

2017.05.02 11:00

ビジネスマンに本当に必要な革靴とは? アシックスの挑戦

岩田裕樹(アシックスジャパン ウォーキング事業部 プロダクトマーケティング部)

岩田裕樹(アシックスジャパン ウォーキング事業部 プロダクトマーケティング部)

スポーツシューズづくりで培った技術力を背景に、独自の機能性と快適さを追求した「アシックスウォーキング」。メンズラインとして1994年の誕生以来、ビジネスマンに好評を得ているのが「ランウォーク」だ。

その名の通り「走れるビジネスシューズ」をコンセプトに、ビジネスマンのデイリーユースをサポートしてきた「ランウォーク」の最新作は、インポートの靴かと思えるほど普遍的なデザインながら、快適で足への負担が少ないモデル。ストレートチップからUチップまで様々なビジネススタイルにマッチする本格派の靴が揃う。

この靴の開発に携わったアシックスジャパン ウォーキング事業部 プロダクトマーケティング部の岩田裕樹に開発秘話や靴に対するこだわりを伺った。


実は私、4年前に企画開発に携わるようになるまでは、約13年間、アシックスウォーキングの営業担当だったんです。アシックスのなかでもそうした例はそれほど多くはなく、先輩から誘われて現在の部署に移ったのですが、営業と商品開発はまったく違っていて、最初は別会社と思ったほどでした(笑)。ひとつの靴でも営業からの見方とつくる方からの見方は違いますからね。

もちろん企画開発でも私の仕事は実際にデザインしたり、パターン(型紙)や製品をつくるわけではなく、「こういうものをつくりたい、こういうものがアシックスに必要」と開発に伝えることが役目です。企画開発に入って、靴一足でもそう簡単には出来ないということもよくわかりました。しかし営業をやったことも現在の仕事のうえで貴重な経験になっていると思います。

アシックスの靴は機能が良いということは多くの方に認知していただいていると思います。しかし「でもね」と仰られる方がいらっしゃるのも事実です。

それで今回の新作では「機能もいい。なおかつ顔もいい」を目標に掲げました。「ランウォーク」は基本的にはビジネスシーンで履くことを想定していますから、いわばドレス的なカッコよさ、いわば靴自体にカチッとした雰囲気が出るように仕上げました。

姫路のタンナーで鞣した上質な革を使い、国内の工場で丁寧につくりましたが、今回はビジネスシューズのなかでも定番靴の筆頭と言われるストレートチップをリリースしました。どこのシューズメーカーでもいちばんの定番は内羽根のストレートチップです。それは間違いないことです。このシリーズでいちばんカッコいいストレートチップをつくろうと思いました。

黒のストレートチップはビジネスから冠婚葬祭まで使える汎用性の高い靴です。一方、茶のモデルはつま先部分などをアンティークな色合いに仕上げ、キャラクター性を感じさせるようにしました。

この茶を出したことによって「語らなくても、見た目でも違う」と思わせることに成功したと思っています。タンナーと何度も相談を繰り返し、「ランウォーク」らしい味わいを出すことができました。全体の雰囲気、素材の繊細さ、縫製や仕上げに至るまで細やかさが宿った靴だと、自信を持って言えます。


アッパーにキップ、裏材にも牛革を多く採用した、アシックス開発陣こだわりのシリーズ。手前右から内羽根ストレートチップデザインのブラック、コーヒーブラウン、後方右からプレーントゥデザインのブラック、コーヒーブラウン。(全商品:¥32,000+税、サイズ:24.0〜28.0cm)

「ランウォーク」の靴づくりでは、デザインと機能をいかに融合させるかということがポイントです。機能面の開発の重要な部分を担っているのが、スポーツシューズで培った技術です。弊社には神戸にアシックススポーツ工学研究所というセクションもありますが、そこで開発されたスポーツテクノロジーがこの靴にも導入されています。

例えばこの靴ですとラバーとスポンジの素材の検査と開発が行われています。ヒール部分にラバーカップを採用し、内部にクッション性と反発性を備えた「スピーバ」や「GEL」を内蔵することで、着地時の衝撃を緩衝してクッション性を発揮します。また中敷には「オーソライト」を使い、クッション性を高めていますが、これもスポーツシューズの技術を応用したものです。

シューズメーカーは軽さだけを追求したモデルをデザインしますが、「ランウォーク」は機能をベースに考えたビジネスシューズなんです。発想が逆なんですね。あまりにも本格派のデザインなので、機能性があると一目ではわかりませんが(笑)。

靴を買われる方は修理などを気にされる方が多いのですが、オールソールと呼ばれるソールの全面的な交換もできますし、ヒールのラバー交換もできます。限られた店舗ですが、パターンオーダーで好みの革で靴を仕立てることもできます。今後はデザインも拡げ、価格のバリエーションも増やし、機能面を含めてさらに進化させていく予定でいます。

まだまだ成長段階の「ランウォーク」ですが、一度靴を試していただくと、その履き心地を気に入り買ってくださる方、またリピーターになっていただけるお客様がとても多いのも「ランウォーク」の特徴のひとつです。

本格的なデザイン、つくりの靴ですから、入社したてのフレッシュマンでも、キャリアを重ねた方でも履くことができます。スニーカーで育った若い世代の方には、履きやすいビジネスシューズと言えます。ぜひ店頭でお試しいただければと思っています。


岩田裕樹◎アシックスジャパン ウォーキング事業部 プロダクトマーケティング部。大学卒業後、アシックスに入社。20年間、営業職に携わる。「ビジネスマンを足もとから支えていきたい」という熱い思いのもと、現在はメンズシューズの商品企画を担当している。

Promoted by アシックス 文=小暮昌弘 写真=後藤秀二 編集=高城昭夫

タグ: