絶対に避けるべき企業の面接官が聞く10の質問

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6. 履歴書のどの部分を誇張して書いた?

これを聞く面接官は、自分に自信がなく、不安を抱えている人だ。自分の経歴を「盛る」必要性を感じているため、他の人もそうだろうと思い込んでいるのだ。

7. あなたが他の候補者よりもこの仕事にふさわしい理由は?

あなたは面接に臨む際、他の候補者より自分の方がこの職にふさわしいと言ったり、それをほのめかしたりしたことはなかった。それなのに面接官はなぜ、面識のない人と自分の適性を比べることをあなたに要求するのだろうか?

この質問をする人は、あなたに「仕事をください」と懇願させたいのだ。その手に乗ってはいけない!

8. 今までのキャリアで最大の失敗は?

過去の失敗について聞いてくるのは、おびえた弱虫だけだ。そんな人はあなたの人生に必要ない! そうした仕事は断るのが早ければ早いほど、より自分に見合う面接官が現れる。

自信のある人は、あなたの失敗体験ではなく、成功体験を聞いてくるだろう。

9. 夜間や週末も勤務は可能か?

勤務時間外のスタンバイに報酬を支払う仕事であれば話は別だが、そうでないのに時間外労働の可否に関する質問をする企業は、あなたを搾取しようと企んでいる。

10. 要求が多かったり、失礼な態度を取ったりする同僚や上司がいたら、どう対処する?

健全な会社は、社員間の争いの解決や、扱いの難しい同僚・上司の対処のスキルを従業員に期待したりしない。難しい従業員との間の問題は本人との直接的なやり取りで解決し、周囲に任せるようなことはしない。

私は30年以上にわたり何万人という求職者の面接をしてきたが、初めて会う人に失礼なことはしたくないため、こうした質問をしたことは一度もない。

しかし悲しいことに、面接の場で上記のような配慮に欠ける質問をされた求職者の話を毎日聞く。

こうした質問をされたら怒りを感じるかもしれないが、そうではなく、価値あることを学んだと受け止めて、静かに喜ぶことをお勧めする。

面接官にこのような質問をさせる企業は、どのような会社であってもあなたの才能をささげるに値しない。

自分の勘に耳を傾け、従うこと。そうすれば、間違った人々の下で働かずに済むだろう。

編集=遠藤宗生

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