上司の「最も頼れる部下」である悪夢、抜け出すための4つの策

Africa Studio / shutterstock.com


4. 断る

他に方法がないときには、上司の頼みにも「ノー」と言おう。いつでも当てにされることで自分の生産性が下がっていると思えば、頼りになる部下であることの「地位」にはもはや価値がない。

ただ、何かを断るときには丁寧に、理由は生産性など仕事に直結したものに限定しておこう。上司やその他のものに対する憤りが理由でも、それは自分の中だけに収めておくことだ。

常に「イエス」と言い続け、何でも引き受け、そして生産性が下がってきたというなら、それはあなた自身の価値にとっても、組織にとっても損失だ。「ノー」と言うには勇気がいる。だが、自尊心を保つためには勇気が必要なこともある。

望まないのに頼られるようになってしまった場合、打ちひしがれたり、その後に望みがないような気分になったりすることもある。でも、忘れてはならない。頼られる人には力があり、それを利用することができる。それらをうまく生かすことができれば、悪夢を抜け出し、自分のキャリアに対する主導権を取り戻すことができる。

編集 = 木内涼子

タグ:

ForbesBrandVoice

人気記事