ビジネス

2017.04.22 17:30

体温を0.3度上げる!? DMMの新オフィス

六本木に移転オープンしたDMMグループの新オフィス


体温が0.3度アガる部屋

野本:個室毎に部屋の形やテーブル、椅子も25種類全部違います。市販のものもありますが、チームラボの作品を取り入れたアートテーブルもあるんですよ。
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ただ、アートテーブルだと忘れ物に気づかないんです。フリスクとか置くと、もう分からない(笑)。でも、意外とミーティングしやすいと思うんです。僕だけかもしれませんが、ここに座ると体温が0.3度くらい上がるというか、テンションは間違いなく上がってアイデアが出やすくなるような気がします。

同じアートテーブルでも、テンションがアガる部屋と優しい気持ちになれる部屋があって、アートの効果を感じますね。
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谷本:議論の内容に差が出てきそうですね。

野本:そうですね。コンプライアンスのような真面目な内容の会議は普通の個室でやったほうが良いかもしれません。アートテーブルの部屋だと「ま、いいんじゃない?」ってなってしまいそうですから(笑)。続いてライオン部屋へどうぞ。



野本:ライオンは百獣の王なので一番派手なんです。ここは部屋に着いても扉が白く現れず、隠し部屋みたいになっています。内装は茶室をイメージして作ってみました。ミーティングができるように掘りごたつになっていて、外国のお客様に喜んでいただけるかなと思っています。



部屋にはそれぞれタブレットが設置してあり、部屋を使い始める際にチェックインします。すると画面表示が切り替わって、ドリンクメニューが出るようになっているんです。

野本:エントランスから左のオープンスペースには、窓沿いにガラス張りの個室が並んでいます。先ほどの個室エリアはチームラボの設計ですが、オープンスペースはCPO設計という別のデザイナーに担当してもらいました。基本的には個室と同様の扱いで、テーブル毎に予約を取ることができます。



野本:ここには写真ブースもあって、プリクラのようにフレームを選んで撮影できます。撮った画像はオープンスペース内にあるモニターに映されます。

谷本:亀山さん(亀山敬司会長)がいっぱい!このフレームがいいです!



野本:画像はモニターに加えて、「DMMカメラ」のフェイスブックページにもアップされます。お客様とのコミュニケーションのために設置しました。おかげさまで好評いただいていますが、亀山のフレームが一番人気みたいですね(笑)。

インタビュー=谷本有香 構成・写真=筒井智子

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