そんな問題に対処するため、グーグルはアンドロイド版「Googleフォト」アプリをアップデートし、動画の手ブレ補正機能を実装した。ニュースサイトAndroid Policeは先週の時点でアプリのデモ版を入手し、この機能の導入が迫っていることを報じていたが、それが正しかったことが証明された。現在、Googleフォトの編集機能を使うと、動画から手ブレを取り除き、スムーズな動画に加工して楽しむことが可能になった。
テック系メディアMashableもその機能の素晴らしさを絶賛する記事を公開した。Daniel Stoneが撮影したスキー中の動画はユーチューブでも公開されており、手ブレ動画がなめらかな動きに加工された様子を確認できる。
Googleフォトは手ブレの補正にあたり、元の動画とは別の動画を生成するため、オリジナルの動画を失ってしまう心配は無用だ。手ブレの補正はごくシンプルな手順で実行できる。
動画をタップすると現れるメニューから、編集アイコン(鉛筆のアイコン)をタップすると、「回転」の左隣に「スタビライズ」タブが表示される。このタブをタップすると「手ぶれ補正中」と表示されて加工が始まる。加工が完了すると、ボタンが青に変わって知らせてくれる。
手ブレ補正機能は現在、アンドロイド版の「Googleフォト」のみで利用可能だ。この機能がiOS版に導入されるのかどうかは現時点では不明だ。