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2017.04.17

ウイスキーの魅力伝える5人のセレブたち 宣伝の「新たな形」示す

デービッド・ベッカム (Photo by Han Myung-Gu / gettyimages)


3. ミラ・クニス(ジムビーム/バーボンウイスキー)

女性たちだって、ウイスキーが好きだ。そして、ウイスキーを買いたいと思っている──そのことに気付いたウイスキー業界は数年前から、その点を広告に強く打ち出している。それが、この業界の新たな世界的トレンドとなっているのだ。ココ・ロシャやミラ・クニスのようなセレブたちが広告に登場していることは、そのトレンドを反映したものといえる。

クニスは3年前、ジムビームがネット配信する多数の動画とテレビCMに登場。昨年には再び、契約を結んだ。クニスのようなセレブをブランドの顔に起用することには、一石二鳥あるいはそれ以上の効果がある。性別を問わず消費者にアピールすることができるほか、若い世代の消費者にも魅力を訴えることができる。

4. ココ・ロシャ(ディアジオ、第1回国際スコッチデー)

最も多くの有名人たちをウイスキーの広告に登場させているのは誰かといえば、間違いなくディアジオだ。同社は今年初めて、スコッチウイスキー全般を世界的に宣伝するためのプロモーションキャンペーン「国際スコッチデー」のイベントを開催した。スーパーモデルのココ・ロシャは、このキャンペーンの顔を務めた。

5. チャールズ英皇太子(ラフロイグ/スコッチウイスキー)

ここまでに紹介してきた有名人たちの起用は、ウイスキーとセレブを関連付けることで、若い世代の消費者を引き付けることが目的だった。一方、ラフロイグが手に入れているのは、英王室の支持だ。

チャールズ英皇太子は1994年、ラフロイグを王室御用達ブランドに指定した。それほどこのウイスキーが好きなのだ。

編集 = 木内涼子

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