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What's Happening In The Food World

Julia Sudnitskaya / shutterstock.com

クリスピー・クリーム・ドーナツを所有するルクセンブルクの投資ファンド、JABホールディングは4月5日、米パネラ・ブレッド(Panera Bread)の買収を発表し、大きな注目を集めた。そのパネラ・ブレッドは少し前、米国の飲食業界で人気が高まりつつあるトレンドを受け入れる動きに出ていた。

同社は3月末、全米各地にある店舗の一部で「クラフト飲料」の提供を開始することを明らかにした。「レモネード」や「アイスティー」と呼んだ方が分かりやすいかもしれない。スペイン語で「冷たい水」を意味するジュース、「アグアフレスカ」もクラフト飲料に含まれる。

こうした非炭酸飲料は、世代を問わず水やソーダ(炭酸飲料)以外の飲み物を好む全ての人たちから人気を得てきた。そして、気候が温暖な地域を中心に米国各地のレストランではこのところ、その人気が目立って上昇している。

一方、炭酸飲料の消費量は、30年来の低水準となっている。消費者が砂糖を多く含む飲料よりも、水やより健康的な飲料を好むようになっていることが理由だ。炭酸飲料の年間売上高は昨年、11年連続での減少を記録した。

消費者が炭酸飲料の代わりに求めているのは、炭酸や多量の砂糖を多くまないジュースなどだ。そこで各飲食店はともに(新たな製品の開発のために)、想像力を働かせているというわけだ。

砂糖を減らし、人工着色料は不使用に

アリゾナ州フェニックスをはじめカリフォルニア州やテキサス州などに複数の店舗を構える「フラワー・チャイルド・カフェ(Flower Child Cafe)」は、さまざまなフレーバーのアイスティーやレモネードを提供している。客は自分の好みでカスタマイズしたドリンクをオーダーすることもできる。

また、カリフォルニア州パサデナに本社を置き、184店舗を展開するピザ専門のファストフード店「ブレイズ・ピザ(Blaze Pizza)」も、非炭酸飲料を目玉商品として売り出している。レモネードやアグアフレスカを提供するほか、フラワーチャイルド同様、好きなようにフレーバーを組み合わせることも可能だ。

ただし、両社もパネラ・ブレッドも、現在のところは“安全策”として、甘さ控えめなこれらのドリンク類に限定することはせず、メニューには炭酸飲料も残している。

パネラ・ブレッドは発表文でドリンク類の新メニューについて、「砂糖の含有量を減らし、人工着色料や保存料は不使用とした」と説明している。例えば、アイス・ブラックティーやアイス・プラムジンジャー・ハイビスカス・ティーには砂糖を加えていない。また、ウチワサボテンの果実とハイビスカスのアグアフレスカには、果汁から作った甘味料のみを使用している。

パッション・パパイヤ・グリーンティー、ブラッドオレンジ・レモネード、アガベ・レモネードは、20オンス(約600ml)当たりの砂糖の含有量が35g未満となっている。これに対し、コカ・コーラは同量に64gの砂糖が含まれている。

編集 = 木内涼子

 

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