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2017.04.11 10:00

グーグル、インド音楽ストリーミング市場に参入 低料金で勝負

Chonlachai / Shutterstock.com


ただ、既に競争の激しい同市場に参入しているその他の企業は、コンテンツに基づく他社との差別化を図っている。サーヴンは加入者向けに音楽以外の「サーヴン・オリジナル・コンテント(Saavn Original Content)」の提供を開始。アップル・ミュージックは地元アーティストらと協力して、独自のコンテンツを制作している。
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一方、中国の検索エンジン大手バイドゥ(百度)などはアプリを使ったサービスの提供を戦略に掲げ、インド市場への参入を狙っている。グーグルがインド市場で確固たる地位を確立するためには今後、アプリ・ベースのサービスを増やしていく必要があるといえる。

インドの音楽ストリーミング部門はまだ初期の段階にあるが、成長の可能性は非常に高い。グーグルは進出が遅れたものの、ブランド価値の高さと技術面で有利に立つという点は、強力なプレーヤーとしての立場を確立していく上で役に立つだろう。

さらに、グ-グルプレイ・ミュージックは短期的には、インド市場での売上高に大きな影響を及ぼすことはないと見られる。それでも、今後の売上高を底上げしていくことにはなるはずだ。成長著しいインド市場において今後、同社がより強固な立場を築いていくことを後押しするだろう。

編集 = 木内涼子

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