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テクノからチャート、その他の音楽業界に関する執筆を担当。

(Photo by Slaven Vlasic/Getty Images for Sports Illustrated)

ラッパーのジェイ・Zがスポティファイでの楽曲配信を停止した。4月8日の時点で彼の楽曲のほとんどが、世界最大のストリーミングサービスであるスポティファイでは聞けなくなった。

他のアーティストとコラボした楽曲は今でも配信されているが、彼のソロのスタジオアルバムは全て聴取できなくなった。スポティファイの公式ツイッターアカウントは「アーティスト側からの要請を受け、一部の作品の配信を停止した」と述べている。

ジェイ・Zは2015年にスポティファイの競合にあたるストリーミングサービス、Tidalを買収し、自身の楽曲を配信してきたが、スポティファイに対し反旗をひるがえす動きに出るのはこれが初めてだ。ジェイ・Z側は今回の件で正式なコメントは発表していないが、この動きの裏には彼のファンに向けTidalをアピールしたい狙いがあるのかもしれない。Tidalでは今でも彼の楽曲の全てを聞くことができる。

しかし、Tidalの有料会員数はわずか約300万人と苦戦が伝えられている。対するスポティファイの有料会員数は5000万人だ。彼のスポティファイからの楽曲取り下げは、テイラー・スウィフトに続くものとも考えられる。無料会員にも広告入りで楽曲配信を行うスポティファイのビジネスモデルに対しては、他のアーティストからも不満の声があがっている。

スポティファイは先日、ユニバーサルミュージックとの新たな合意で、アーティスト側からの要請があれば新作アルバムの配信を、最初の2週間は有料会員限定に出来る制度の導入を発表した。しかし、ジェイ・Zとしてはこの措置が不十分だと感じ、全ての楽曲を有料会員限定にしたいと考えているのかもしれない。

スポティファイからの楽曲取り下げを通じ、ジェイ・Zは世界の音楽ファンたちに「音楽を楽しみたいのならそれに見合う対価を払うべきだ」というメッセージを発したいのかもしれない。

編集=上田裕資

 

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