3. ノイハウス・ハリウッド(米国、ロサンゼルス)
このコワーキングスペースほど、クリエイティブな人たちにインスピレーションを与えられる場所はそう多くないだろう。1938年に建てられた7階建てのこの建物は、CBSラジオが使用していたものだ。
足を踏み入れればすぐに、工業的な特性と現代アートの要素が組み合わさった、古き良きハリウッドにワープしたような気分になれるはずだ。
4. ウィーワーク 威海路(中国、上海)
1930年代にはアヘン工場、2000年代半ばにはアーティストたちが住居だった建物は現在、ウィーワーク(WeWork)の超スタイリッシュなコワーキングスペースに変身している。
天井の高いアトリウムが特徴の昔のロンドン風の建物は、一見の価値がある。設計に関する決定は全て、機能性とコミュニティーの構築、地元の文化などに敬意を示すことのバランスを考慮した上でなされている。
[関連]クリエイティブな人たちはなぜ「WeWork」を選ぶのか
5. ザ・ワーク・プロジェクト(中国、香港)
2016年9月にオープンしたこのコワーキングスペースには、建築やデザイン、料理、時事問題、旅行など、多岐にわたる分野の書籍を取りそろえたライブラリーがある。また、デザイン賞に輝いた「ビーン・テーブル」やアート作品をオーダーメイドで揃えており、落ち着きがありながらスタイリッシュなデザイン哲学が際立つ。
創業者兼マネージング・ディレクターのジェニー・リーによれば、(香港では珍しい)高い天井、美しく使い心地の良い家具、植物学者が設計した息をのむような立体的な庭園などが、この空間を真に特別なものにしている。