Close

いつでもForbes JAPANが楽しめる
電子版最新号を全員にプレゼント!

PICK UP

記事が気に入ったら
いいね!しよう

LIKE @Forbesjapan

Forbesjapanを
フォローしよう

FOLLOW @Forbesjapan

世界37カ国、700万人が愛読する経済誌の日本版

左から、マーク・ザッカーバーグ、柳井 正、トラビス・カラニック

ジェフ・ベゾス、イーロン・マスク、ラリー・ペイジ、マーク・ザッカーバーグー。いつの時代も変革に挑む“ゲームチェンジャー”の発明やアイデア、情熱が世界を変え、そこには彼らを突き動かす言葉があった。

現代の世界的変革者30人が発した「凄い言葉」を紐解く第3弾。
【第1弾はこちらから>>】
【第2弾はこちらから>>】


1) マーク・ザッカーバーグ/フェイスブック

──「僕たちが作り出したのではない。社会がやがて受け入れていっただけだ」

[解説] マイスペースなど「匿名性のSNS」が全盛期を迎える中、氏名・顔写真を求める「実名主義」を掲げて、SNSビジネスに乗り込んだザッカーバーグ。当時、SNSはテクノロジーの天才たちは関心を示さない一般化した技術で、実名ベースも1997年に既に試みられていたことから、彼のアクションはまったく先進的ではなかった。それでも成功できたのは、人々が「インターネット空間の健全化」を求めることをいち早く察知したからだ。

「人間というものに対して一番興味がある。でも、それは他人のことだけどね」と語るザッカーバーグは大学で、コンピュータサイエンスと共に心理学を専攻。フェイスブックは、「人間とは本能的につながりたい生き物だ」という彼の人間研究の成果物ともいえるだろう。

まったく斬新なものだけが社会にインパクトを与えるのではない。社会を変えたいなら、まずその構成員である「人間」に目を向けよう

──「過去に戻って事実を変えることはできない。できるのは自分が正しいと考えることを行って前に進むことだけだ」

[解説] 「徹底した実名登録主義」を特徴とするフェイスブック。そこに蓄積された過去の履歴が、結婚や就職といったユーザーの現実での人生に思わぬ悪影響を及ぼすとの意見もある。

しかし、そうした批判に対してザッカーバーグの回答は明快だ。「それは、そんなことをしたそいつが悪い」。

人間はネット上でも現実と同じ人間として行動するべき。そうすれば、ネット上に信頼できるネットワークを構築できると信じたザッカーバーグ。「ネット上に2種類のアイデンティティを持つのは不誠実さの見本」とまで話す彼の根底には、「絶対的な人間への信頼」が垣間見える。またこの強固な人間観こそが、彼が前に進む原動力となる「正しさ」なのだ。

社会に対してサービスを提供することは同時に、自分の信念を世に問うことでもある。そんな仕事に向き合う姿勢をザッカーバーグは教えてくれる。

2) ジョン・ミリガン /ギリアド・サイエンシズ

──「新しい治療法の研究に、労力は決して惜しみません。それこそが、革新的な企業である我々の責任ですから」

[解説] 世界で最も売れている薬の一つであるC型肝炎ワクチン「Harvoni」の販売元として、世界の医療を支えるリーディング・カンパニーである自負を示す、簡潔で力強い一言。

3) ペダー・ホルク・ニールセン /ノボザイムズ

──「持続可能性とは、長期視点と短期の俊敏さの産物だ」

[解説] 長期視点を持つことは、変化を嫌うことではない。1923年創業のバイオテック・カンパニーである同社のCEOに言わせれば、先を見据えつつ、急速に技術を変化させ続けたからこそ、会社が存在しているのだ。

文=山本隆太郎

 

あなたにおすすめ

SEE ALSO

YOU MAY ALSO LIKE