ビジネス

2017.04.14 14:30

出資求めるピッチは女性に「二重に不利」、有効な戦術は?


女性起業家の場合、男性ほど虚勢を張る必要はない。また、大うそをつく必要もない。だが、自分が持っている「本当の自信」を見せる必要がある。そして、投資家の“財布のひも”を緩ませるためには、自分が生みだした製品やサービスが市場にとっていかに不可欠なものであるか、投資家たちの「創造力に」訴える必要がある。

投資家は投資対象となる可能性がある企業を、創業者によって判断する。ピッチを行う人は自分自身のビジネスに関する専門知識と能力を同時に示さなくてはならない。そしてその際、重要なのは使う言葉だけではなく、どのように話すかということも大切だ。

「リーダーらしく」見える必要もある。見た目からも話し方からも、そして行動からもリーダーらしく見えなくては、投資家らの関心を引き付ける能力は十分とは言えないだろう。

ただ、リーダーらしく見えるということは必ずしも、パーカーのようなフード付きの服を着てピッチをしなくてはならないということではない。ファンキーな会社の創業者なら、歌手のシンディ・ローパーのような服装で登場してもいいかもしれない。だが、女性起業家の場合は大半において、そうした服装は逆効果だ。

投資家にどのような印象を与えたいかということを考え、服装も意図的に決める必要がある。さらに、自ら立ち上げたブランドのイメージと服装との一貫性も重要だ。

資金調達を実現するための能力と自信を得るために、あなたはどのような方法を取るだろうか。

編集=木内涼子

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