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Tammy54 / shutterstock.com

人々がネット上のプライバシーを気にするのには複数の理由がある。セキュリティを懸念する人も居れば、プロバイダが個人のサイトの閲覧履歴を無断で販売することを心配する人も居る。その結果、多くの人々がVPNサービスを利用しているが、安全を守るためのVPNが詐欺だったという皮肉なケースも存在する。

ニュースサイトMotherboardは有名企業と提携していると見せかけ、詐欺行為を行うVPNサービスの実態をリポートした。記事によると、スマートTV向けソフトのPlexとBoxeeとの提携を謳うVPN業者が存在するが、この企業は全くインチキであり、有名企業の知名度を利用してプライバシーを盗み取ろうとしている業者だという。

このような企業は他にも存在する。大抵の利用者はVPN業者を信用しきってプライバシーを差し出しているが、多くの企業が透明性の上で問題を抱えており、セキュリティ面でどのような管理がされているかは定かではない。

ここにはまた、司法の適用範囲の問題もある。例えば米国外のインターネット接続を使用している場合は、その国の法に従うことになる。それが利用者に利益をもたらす場合もあれば、米国で受けられるような法的保護が望めない場合もある。

怪しいVPN業者が個人情報で利益を得るのは珍しいことではない。これは、偽のアンチウイルスソフトが蔓延し、10年以上にわたり消費者を食い物にしている状況と同様だ。

では、どうすれば悪質VPNの被害から逃れられるのだろう。それはまず、利用する前に簡単なリサーチを行うことだ。ネット上には高評価のVPNサービスを紹介する場も多い。TorrentFreakやWilders Securityのフォーラムを活用することをお薦めする。また、VPNサービスに特化したサイトの「Thatoneprivacy」も役立つサイトと言える。

また、サービスの運営元がどの国の企業であるかも注目したいポイントだ。消費者保護意識の高いフィンランドが本拠の「F-Secure’s Freedome VPN 」は信頼性が高いサービスの一つだ。

VPNサービスを選ぶ際は慎重な吟味が必要だ。悪質な業者にひっかかると金銭的な被害だけでなく、プライバシーが暴露される被害に遭う可能性がある。

編集=上田裕資

 

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