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I write about the future of mobility and evolution of transportation.

Photo by Pablo Blazquez Dominguez / gettyimages

グーグルが自動運転技術の窃盗でウーバーを訴えている問題は、新たな局面を見せている。アルファベット傘下で自動運転技術の開発を手がけるWaymoは、ウーバー幹部で元グーグルのエンジニアであるアンソニー・レバンドウスキー(Anthony Levandowski)が、LiDARレーザーセンサーに関する情報を盗んだとしてウーバーを相手取り訴訟を起こした。

今回、サンフランシスコ地方裁判所に新たに提出された資料によると、レバンドウスキーがグーグル在籍時に、LiDAR技術で競合するTyto LidarとOdin Waveの2社と秘密裡に接触していた可能性があるという。レバンドウスキーは、その後自動運転トラック企業のOttoを設立し、昨年5月に両社を傘下に収めている。そして昨年、ウーバーはOttoを6億8000万ドルで買収した。

Waymo の弁護団は、提出資料の中で次のように述べている。「レバンドウスキーとOdin Wave、Tytoとの関係は、彼がグーグルでLiDARセンサーモジュールの開発に携わっていた2013年頃始まった」

ウーバーは、これまでWaymoの主張は根拠がないと主張してきたが、本件について新たなコメントは出していない。ウーバーは、仲裁による解決を模索しているとされる。

ロイターが入手した裁判資料によると、レバンドウスキーはグーグルから総額1億2000万ドルの報酬を受け取った後に同社を去ったという。彼は、その直後の2016年初めにOttoを設立している。

報道によるとレバンドウスキーは黙秘権を行使して罪に問われることを避け、関連資料の提出を拒否する意向だという。レバンドウスキーの弁護士らは、「犯罪行為が存在する可能性がある」と認めたと伝えられている。

Waymoの弁護団は、ウーバーが裁判への協力を拒み、レバンドウスキーにグーグルから盗み出したとされる資料を返還させることもしていないと非難し、次のように主張している。

「ウーバーは、レバンドウスキーが黙秘権を行使していることを理由に自社の法律違反を認めようとしないが、レバンドウスキーは現在でもウーバーの自動運転プロジェクトで責任者を務めており、同社は責任を免れるものではない」

Waymoは、レバンドウスキーが同社のLiDARレーザー技術に関する情報を含む、1万4000件以上の社内ファイルをダウンロードしたと主張している。LiDARとは、レーザー光を使って周辺環境をスキャンし、物体を検知して3Dマップを作成するセンシング技術だ。

レバンドウスキーは、昨年10月に行ったフォーブスとのインタビューで次のように述べていた。「我々は、グーグルの知的財産を何一つ盗んでいない。これだけはハッキリさせておきたいが、我々はログの収集を含め、全てをゼロから作り上げた」

編集=上田裕資

 

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