経験者が勧める「ストレス・レベル」を下げる10の方法

g-stockstudio / shutterstock.com

米国の労働者の60%以上が毎週の平日のうち、平均3日以上でストレスを感じているという。ストレスの原因となっているのは何なのだろうか?回答者の80%以上は、「仕事」だと答えた。自宅で過ごせる時間が減ることが主な理由だという。

中小企業向けの給与処理関連サービスなどを手掛けるペイチェックス(Paychex)の調査によると、自分のストレス・レベルを1〜5で判断した場合、「3以上」と答えた人は73%、「ストレスを感じることが減れば、もっと幸せを感じることができる」と回答した人は、半数以上だった。

また、「残業がある」という人は52%、「就業日に指定されていない週末でも仕事をする」と答えた人は47%だった。その他にストレス要因として挙げられるのは、「難しい仕事」「長時間労働」「厳しい締め切り」などさまざまだ。

こうした仕事のストレスを解消するためには、どのようなことをすればいいだろうか?実際にストレス・レベルを下げる効果があったとして、経験者がお勧めするのは以下の10の方法だ。

1. 音量を上げて音楽を聴く

26歳のある女性は、「担当するプロジェクトがいくつも重なってパニックになりかけたら、ヘッドフォンを付けて大きな音で、コーヒーかお茶を飲みながら1~2曲聴く」という。その間は、コンピューターの画面を見ないようにする。聴き終わるころには、仕事を再開する準備ができているそうだ。

2. 外出してランチを取る

あなたが最後にデスクから離れて昼食を取ったのはいつだろうか?ある企業の最高経営責任者は、ランチの取り方を改善すれば、「楽しむことと栄養補給、何かや誰かと関わること、休憩を取ることの全てをバランス良く実現した理想的な一日にできる」と話す。

3. 境界線を引く

絶え間なく届くメールなどで、個人的な時間を仕事に侵害されることは多い。アメリカ心理学会は、できれば午後8時以降は仕事のメールをチェックしない、家族との夕食の時間には職場からの電話に出ないなど、ルールを作ることを勧めている。
次ページ > 「考え方を変える」ことも有効

編集 = 木内涼子

タグ:

ForbesBrandVoice

人気記事