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世界の富豪たちの富を築く過程、およびその活用に関する記事を中心に執筆

イーベイ創業者のピエール・オミダイア(左)と映画「スポットライト 世紀のスクープ」エグゼクティブプロデューサーのジェフリー・スコール (Getty Images)

イーベイ創業者のピエール・オミダイア(49)が、フェイクニュースの撲滅に向けて立ち上がった。オミダイアは1億ドル(約110億円)を調査報道の支援とヘイトスピーチの追放のために支出することを4月5日、Skoll World Forumの場で宣言した。

オミダイアが設立したオミダイア・ネットワーク(Omidyar Network)のスティーブン・キングは声明で「自由で独立したメディアは、信頼性の高いニュースを提供する上で必須であり、権力者たちの動きをチェックするための非常に重要な役割を果たす」と述べた。

初回の資金450万ドルは昨年、パナマ文書を公開した国際調査報道ジャーナリスト連合(ICIJ)の支援にあてられる。また、ラテンアメリカの市民活動家の団体(Latin American Alliance for Civic Technology)や ユダヤ人団体の名誉毀損防止同盟(Anti-Defamation League)の活動も支援する。

オミダイア・ネットワークによると今回の支援を決定した背景には、英国のEU離脱やドナルド・トランプの米国大統領選出といった流れの中で、公的機関やメディアへの信頼性が低下したことがあるという。

イーベイ創業者として財を成したピエール・オミダイアは32歳だった2000年にフォーブスのビリオネアランキングに加わり、当時「短期間で成功を収めた人間として、社会活動に参加するのは当然の務めだ」と述べていた。その4年後に彼は妻のパムとともにオミダイア・ネットワークを設立し、これまでに10億ドル以上を慈善事業に投じてきた。

今回の1億ドルの出資はオミダイアが掲げる「言論の自由」の保護に向けての長期的戦略の一部だ。2013年に彼は言論や表現の自由の保護を目的としたスタートアップ企業、First Look Mediaを設立。ニュースサイトの「インターセプト」を立ち上げたほか、映画「スポットライト 世紀のスクープ」にも出資を行った。また、ジャーナリストを支援する基金、Press Freedom Litigation Fund も設立している。

オミダイアは2015年のフォーブスの「米国で最大の寄付を行った人物ランキング」で6位に選ばれており、2015年の年末時点で総額19億ドルの寄付を行っていた。彼の資産額をフォーブスは81億ドル(約8960億円)と試算している。

編集=上田裕資

 

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