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I write about the future of mobility and evolution of transportation.

(Photo by Sean Gallup/Getty Images)

テスラの時価総額がフォードを上回ったというニュースが大きく報道された。テスラの株価は4月3日、298ドル56セントに達し、同社の時価総額は487億ドル(約5兆3900億円)に到達。453億ドルのフォードを上回った。

テスラの株価上昇は、今年第1四半期のModel SとModel Xの出荷台数が2万5000台を上回ったとの発表を受けてのものだ。これは前年同期比69%増という数値だが、イーロン・マスクは生産台数を2018年までに50万台、2020年までに100万台にしたい意向だ。

フォードは3月だけでテスラの第1四半期の販売台数の10倍近い23万6250台の車を売っている。しかし、テスラの魅力は採算性よりも、イーロン・マスクが描く未来へのビジョンのようだ。

調査会社CFRAリサーチのEfriam Levyは、今回テスラが発表した製造台数について「このペースなら今年上半期の出荷台数4万7000台以上という目標も達成可能だ」と述べる。しかし、Levyは「高すぎる評価が懸念される」としてテスラ株は売りと見ている。

テスラは3万5000ドル(約390万円)で発売予定のModel 3の生産に向け、3月に11億ドル以上を調達した。さらに中国のテンセントからも約17億8000万ドルを調達している。

Model 3は約40万人から予約注文を受けており、今年第3四半期の納車開始を目指すが、その目標が達成できるかどうかはアナリストの間でも見方が分かれている。2018年の50万台、2020年の100万台という数字に関しても同様だ。

さらに、建設費50億ドルを投じたネバダ州のバッテリー用の巨大工場もまだ完成していない。マスクはスペースXでは2018年に人間を宇宙に送り出す計画を進めているほか、トンネル掘削機の会社や、人間の脳を直接AIに接続する技術を開発する企業Neuralinkの立ち上げを進めている。

また、クリーンエネルギー推進のマスクとは正反対の方向に舵を切ろうとしているトランプ政権の影響も頭痛のタネだ。

そういった状況にも関わらずテスラ株が好調を維持しているのは、マスクがいずれテスラを巨大自動車メーカーに成長させると多くの株主が信じていることの表れだ。

[訂正]本記事内でテスラの時価総額が、「翌日の4日にゼネラル・モーターズ(GM)の時価総額を突破した」と記載されいた部分を削除いたしました。

編集=上田裕資

 

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