タコベルでウエディングベルを鳴らそう
ラスベガスはユニークな結婚式ができることで有名だ。タコベルは今夏から、ラスベガス・ストリップにある店舗で、結婚式を支援するサービスを始める。
一般的なタコベルの店舗より装飾を豪華にしたこの店舗では、チャペルで聖職者が執り行う式を挙げた後、15人までが出席できるプライベートなスペースで、家族や親しい友人たちを招いた披露宴を行うことができる。料金は、結婚式の費用としては破格の600ドル(約6万6600円)だ。
ウエディング・ギフトにはピザを
タコベルの結婚式サービスの開始が報じられて間もなく、ドミノピザも結婚式に関連した新サービスの導入を発表、大きな注目を集めた。ドミノの広報担当者が米紙USA トゥデーに語ったところによると、「ウエディング・ギフト用の商品券」を発売したきっかけの一つは、結婚式の後、レストランなどの営業時間の終了後にドミノのピザを食べたという話を多くの顧客から聞いていたことだったという。
この商品券の発売は、非常に賢いマーケティング戦略だ。新郎が独身最後の日に開く「バチェラー・パーティー」用に贈ることも、結婚記念の贈り物にすることもできる。
マクドナルドは結婚式を「いつでも歓迎」
英国のあるカップルが昨年、マクドナルドで結婚式を挙げた。この夫婦にはすでに3歳になる娘がおり、マクドナルドを会場に選んだのは恐らく、その娘だったと見られる。招待客は30人。花嫁の食事はビッグマックだった。
英「ミラー・オンライン」によると、ハートフォードシャー州にあるこのマクドナルドの店舗は夫妻のために店内の半分のスペースを貸し切りにして、結婚式のための飾りつけも無料で行ったという。
米国のマクドナルドは結婚式向けのサービスを行っていないが、香港では以前から提供している。香港のマクドナルドのウェブサイトには、次のような説明文が掲載されている。
「結婚、婚約、記念日、ブライダルシャワーなどの機会に、本当に特別なパーティーを開きたいと考えている皆さん。マクドナルドを会場に選ばれてはいかがでしょうか?当社のウエディング・パーティー・パッケージには、必要な全てのものが含まれています…準備は全て、マクドナルドにお任せ下さい。お客様はただご来店頂き、生涯のその瞬間を楽しんで頂ければいいのです」