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世界37カ国、700万人が愛読する経済誌の日本版

長時間働いたら儲けられると、まだ思っていませんか?

 (中略)私は自分の体験をもとにG1でさまざまな
提言をさせてもらっていますが、日本で危機
感を持たねばならないのは、女性の経済・
政治面の社会進出だと思います。

 高度経済成長期ならば、男性が長時間働いて経済や生活を支えることが正しい姿だったかもしれません。しかし、いま成長スピー
ドが鈍化した経済に変わってきているので、
これからは国民の働き方も変えていかないと
いけない。長時間働いたからといってたくさ
ん儲けられるような経済は終わり、これから
は仕事を家庭の中でもシェアをして、女性も
男性も働きながら、皆で子育てをしていくと
いう環境にシフトしていかないと経済は持続
できないと思っています。

 この半年ほど内閣府の「選択する未来」委員会に入らせていただいて、その「成長・発展ワーキング・グループ」有識者会議に入っていますが、「日本が今後成長発展していくにはどうしたらいいのか」という議論が白熱し、「女性の活躍を推進する」ことも先導的取り組みのひとつとして結論づけられました。政府は問題意識を持って行動し始めて いますが、国民レベルで、「女性も働き、男性も長時間働くのではなく、ワークシェアをする」という価値観が当たり前にならなければならない。いまは国民一人一人のマインドセットを、新しい日本に向かってスイッチしていく段階なのだと思っています。そのために私が取り組んでいることは、まずは自分の会社で行動を起こし、成果を出すこと。そして、メディアや大学などの講演で若い方たちにこれからの働き方を伝えることです。

(中略)それとは別の話ですが、私のジュエリーブランドで取引のあるパキスタンは、女性が激しく差別されていて、ノーベル平和賞のマララ・ユスフザイさんのように教育を受けることも、外に出ることさえもよしとされていない地 域がいまだに多くあります。そのような女性たちが宝石の研磨の仕事を得て、自立し希望を持てることは本当に素晴らしい。私はビジネスを通じて、女性の社会進出についてしっかりと考え、真摯に取り組んでいきたいと思っていますし、それをG1などの活動で世の中に広めていきたいのです。来年また参加する G1サミットでは、女性の社会進出を含めたダイバーシティをどう推進するか、また女性の開業率をいかに増やすかというテーマで、自分の体験に基づいて フィードバックしていきたいです。

 

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