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Buys, holds, and hopes

Photo by Handout / gettyimages

米フロリダ州オーランドにあるウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートは先ごろ、今年5月に新設するエリア内のレストランに、アプリによる事前注文・決済が可能な「モバイルワン」システムを導入することを明らかにした。

映画「アバター」をテーマにした新たなエリア「アバター・ランド」には、クイックサービスのカジュアルレストランがオープンする予定。このレストランに採用する新システムは、既存のディズニー公式アプリ「マイ・ディズニー・エクスペリエンス(My Disney Experience)」を通じて利用が可能となる。ユーザーはレストランから離れた場所にいても、料金前払いで食事を注文することができる。

コーヒーチェーン大手スターバックスの「モバイルオーダー&ペイ(Mobile Order & Pay)」システムと同様、レストランを利用するユーザーは店舗に向かう前に注文することができる。店に到着したことをスマートフォンで知らせると、店側はすぐに持ち帰ることができる状態に商品を準備。利用客は行列に並ぶことなく、指定された窓口で食事を受け取ることができる。ディズニーは今後、このシステムをその他のクイックサービス・レストランにも拡大していく方針だ。

米調査会社トレフィス(Trefis)によると、ディズニーのテーマパーク運営・リゾート事業は同社の各事業部門の中でも最大の利益を生み出している。そのため、来場者の経験をより便利なものにすることで施設内の飲食店の利用者数を増やすことができれば、長期的にはディズニー全体の成長を後押しすることにつながる可能性がある。

テーマパークとリゾートは「稼ぎ頭」

トレフィスの調査結果によれば、ディズニーの企業価値の3割近くはテーマパーク・リゾート事業部門によって創出されている。同部門の売上高は2023年末までには、全体の約35%を占めることになる見通しだ。来場者数の増加と1人当たり消費額の増加も予想されており、同部門には長期的に、健全な収益成長が期待できる。

また、来場者が園内での飲食に使う金額は、1人当たり消費額の約20%に相当する。食事などの注文をより効率的かつ便利に行うことができるシステムを導入すれば、来場者の飲食費は増えることが見込める。テクノロジーの採用で来場者の園内での経験がよりストレスの少ないものになれば 1人当たり消費額をさらに増やすことができるはずだ。さらに、来場者の増加も期待できるだろう。

ディズニーは向こう数年間に、各施設で複数のアトラクションを新設する計画だ。より多くの手続きを自動化することで、来場者の経験はより良いものとなり、テーマパーク・リゾート部門の売り上げをさらに増加させることが可能になると見込まれる。

編集=木内涼子

 

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