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金融市場に関する記事を中心に執筆

Chris Parypa Photography / shutterstock.com

「ヴァージン・アメリカ」のブランド名とロゴが、姿を消すことになった。昨年およそ26億ドル(約2895億円)で米ヴァージン・アメリカを買収した同国のアラスカ航空は3月22日、2019年中に「ヴァージン・アメリカ」の名称の使用を中止すると発表した。



ただし、「ムードライティング」と呼ばれるヴァージンならではの機内照明や音楽、機内エンターテインメントなどは維持する。アラスカ航空のマーケティング担当副社長は、「ヴァージン・アメリカは多くの人に愛される名称だ」と述べる一方で、米国の西海岸地域で成功を収めるためには、名称の一本化が必要であるとの結論に至ったと説明している。アラスカ航空は今後も引き続き、事業の一貫性と効率の維持、低運賃でのサービス提供を目指す考えだ。



アラスカ航空はヴァージン・アメリカの買収により、米国第5位の航空会社となった。約300機を保有し、一日1200便を運航する。今月初めには、21都市に新たに就航する計画を発表している。



一方のヴァージン・アメリカは、英ヴァージン・グループのリチャード・ブランソン会長が2004年に創業。従来とは異なる航空会社を目指し、機内にピンクやパープルのムードライティングを採用したり、旅客の搭乗中に音楽を流したりするなど、より遊び心のある雰囲気を特徴とする。ブランソンは、アラスカ航空との合併には反対だった。



アラスカ航空は今後、「西海岸の暖かく、誰でも歓迎するような雰囲気」をヴァージン・アメリカの機内に取り入れる方針。ムードライティングは青に変え、客室乗務員やパイロット、その他のスタッフの制服も、より「現代的でスタイリッシュな」デザインに変更する。



旅客自身の電子機器を使ったストリーミングによる映画やテレビ番組の閲覧サービスは、今後も無料・アクセス無制限で提供する。2018年秋には人工衛星を使った高速Wi-Fiサービスを全ての機体で利用可能にする予定だ。また、特定の路線に導入しているプレミアムクラスをその他の路線にも設置する計画。両エアラインのロイヤルティプログラムも、2018年から統合させる。



アラスカ航空とヴァージン・アメリカの合併については当初、懐疑的な見方を示す投資家も多かった。だが、合併の決定が発表されて以降、アラスカ航空の株価は18%上昇している。

編集=木内涼子

 

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