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米国FDA認証も取得。患者の負担を軽減

Gundotraが目指すのは、Kardia Mobileを体温計のようにあらゆる家庭に普及させることだ。Kardia Mobileは、クレジットカードの半分ほどの大きさで、薄さは数ミリしかない。Kardia Mobile はFDA認証を取得しており、ユーザーは病院に行かなくても約1分で心電図を測定することができる。

著名な心臓専門医で、ICTの医療への活用に関する著書があるEric Topol博士も、Kardia Mobileを高く評価する。「これは革新的な製品だ。Kardia Mobile のお陰でER(救急救命室)に担ぎ込まれた患者の数は大幅に減少した」とTopol博士は述べている。

Karlsberg博士の患者であるGeorge Talleyは、これまで心電図検査を受けに月に2-3回は通院していたが、Kardia Mobileを使うようになってから自由な時間が増えたと喜ぶ。「以前は原因不明の体調不良に襲われると、脳卒中か心臓発作を起こすのではないかと不安になっていたが、今では心電図を手軽に確認できるので安心だ」と彼は話す。

Kardia Pro上には、体重や血圧、日々の活動内容なども共有され、医師は心電図と合わせて患者の様々なデータをトラッキングすることができる。また、AIが患者ごとに心臓のプロフィールを作成し、心電図が通常の状態からかい離すると、すぐに医師に警告を発する。

AliveCorの主な収益源はKardia Mobileの販売で、販売網を持つ企業との提携交渉を進めているという(イギリスでは国民保健サービスでカバーされる)。今後は、Kardia Proの月間利用料を医師と患者の双方から徴収する予定だ。「5年後には、全ての心臓専門医にとって、AIを活用した我々のツールは必要不可欠なものになっているだろう」とGundotraは話す。

編集=上田裕資

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