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2017.03.28 11:00

逼迫する英語需要に応えるビジネス英語学習のスペシャリスト

左/松井博(Brighture English Academy創業者)右/中西佑樹(Brighture English Academy創業者)

左/松井博(Brighture English Academy創業者)右/中西佑樹(Brighture English Academy創業者)

今や「話せない」では済まされない英語。「では、語学学校に通えばいいのか?」の疑問に応えるのが、「本当に使えるビジネス英語」に特化したブライチャーだ。フィリピン・セブ島での合宿と、新設する東京校を併用。米アップル社で管理職を務めた経験から、CEO自らが編み出した独自のカリキュラム。その可能性を取材した。

ブライチャー、すなわち「Bright Future」先行き不透明な時代にあって「英語という武器を手に、明るい未来を切り拓いて行け」というメッセージを込めた名前の英語学校がある。フィリピン・セブ島校での、1日12時間の文字通り「英語漬け」となる合宿に加え、その前後の過程をフォローするための東京校をこの夏に開校。同校のCEOの1人が、米アップル社のシニアマネジャーを務めた経験をもとに編み出した独自のカリキュラムで、ビジネスで「本当に使える」英語を指導する。背景も世代も異なる2人のトップに、逼迫する英語需要に応えるビジネス英語学習のソリューションについて、話を伺った。

語学力+マインドを教える唯一の学校

松井:英会話ビジネスは極端なレッドオーシャンですから、まさか自分が参入するなんて思ってもいませんでした。僕が住んでいるシリコンバレーには日本からたくさんのビジネスパーソンがやってきますが、どの人も言葉の壁でつまずいています。そんなある日、知り合いのご子息がセブ島の語学留学に行きました。ところが話を聞いてみたら、印象があまり良くなかった。一度、自分の目で見てみようと視察に行ってみると、確かにお世辞にも褒められたものではありませんでした。

たいていの学校は、「教師とマンツーマンで話せる」ことばかりを売りにしていて、肝心のカリキュラムがないのです。少しくらい文法を間違えても勢いよく「話す」ことは確かに大事ですが、それだけではビジネスの現場では通用しません。例えば、きちんとしたメールを書けないと、ビジネス以前にそもそもの知性を疑われてしまいます。会話に割り込める瞬発力と、正確な文章力。その両方を教えることが、自分の使命のように思えたのです。パートナーとして、セブ島の現地で学校設立に取り組んでくれる人はいないかと探したところ、知人に紹介されたのが、ここにいる中西でした。

中西:僕が英語を学びたくてセブ島に留学したのは、2014年のことです。英語を身につけて、人生を変えようと決意をして本気で飛び込んだのに、周りは遊びがメイン。僕だけが浮いていました。その学校だけなのかと思って、20校近く見学に行きましたが、どれも似たり寄ったりで落胆しました。自分のように本気で勉強したい人のためにも、本当に英語が習得できる学校をつくらなければいけない、そう感じたのです。誰か、そのための生きたカリキュラムをつくることができる人はいないか―探し始めたときに紹介されたのが、松井でした。2人とも偶然、共通の知り合いに声を掛けていたんです。

松井:運命的にね(笑)。僕自身の英語学習は、高校時代にアメリカに留学したことから始まりました。アメリカの大学でコンピューターサイエンスを専攻し、卒業後に日本での就職を経たのち、アップルに入社。ある時チャンスが巡って、本国のマネジャーに抜擢されたんです。でも、そこからがしんどかった。当時の僕は、TOEICで20分も余って満点が取れるくらいでしたが、社内政治でどう立ち回ればいいのか、部下をどう叱ればいいのか、つまり英語でのビジネスが全然できていなかったのです。iPodプロジェクトの担当になったはいいけれど、スティーブ・ジョブズがミーティングにやってきてプレッシャーをかけまくる。必要なのは語学力+マインドの訓練であるということを、痛い思いをして学んだわけです。

ビジネスでの実戦力を身につける

松井:生徒にはまず丁寧な事前カウンセリングを行い、具体的なゴールを設定します。セブ島留学では、発音のレッスンを徹底的に行い、読み書きも、話すレッスンも、これでもか!というほどやります。文字どおり、英語漬けにすることで、英語で聞いたものを英語で考え、英語で話せる、あるいは書けるようになるのです。頭の中でいちいち日本語に翻訳していたら、とてもじゃないけれど、ビジネスの現場においてはスピードについていけなくなります。

さらに大事なのが、毎週みんなの前でやるプレゼンです。人前で話せなくて、ビジネスができるかと。先ほど話した、語学力+マインドの訓練です。ビジネスコーチングのクラスでは、例えば「上司への進言の仕方」「揉めているミーティングのまとめ方」「責任を押しつけられそうになったときにどう切り抜けるか」など、具体的なケーススタディで教えています。人と話すときの対面角度や座る位置まで、僕がアップルで学んだことを惜しむことなく伝授します。



中西:英語を話せるだけでなく、英語でビジネスを成功させる。そのためのノウハウを盛り込んだ実践的なロールプレイングモデルこそが、ブライチャーの独自性にして宝にほかなりません。そして、セブ島で学んだ生徒たちのために新たにできるのが東京校です。継続して学び続けるための機会と場所となると同時に、ここからは企業への講師派遣も行っていきます。

松井:英語は、日本にいようが海外にいようが、世界で活躍するビジネスパーソンのための欠かせない武器です。仕事の夢がある人は、ぜひブライチャーの門戸を叩いてみてください。

中西:僕も、自分が海外に出ることで、逆に日本人のすごさを客観視することができました。皆さんにもぜひ、ブライチャーで言葉の壁を打ち壊してほしいと思います。

3つのビジネスカリキュラムとセブ島留学

セブ島では、松井CEOのアメリカでのビジネス経験に基づいた実践的なビジネスカリキュラムを徹底指導。グループでの会話に抵抗感なく割り込み、会話の流れをつくり出す「Social Conversation」、英語圏の人々と仕事をする際に押さえておくべき具体的なテクニックとアプローチの方法を学ぶ「Business Coaching」、伝えたいことが端的かつ確実に伝わるビジネスメールの書き方を学ぶ「Business Writing」の3つを、1週間からの留学で学ぶ。


2017年夏、東京校開校

セブ島留学の準備として、あるいは帰国後のフォローアップやさらなるスキルアップの場として継続的に活用できるのが、この夏に東京渋谷に開校する「ブライチャー東京校」。講師陣はセブ島校から招くフィリピン人で、現地の雰囲気のままに、オンラインでは学ベない生の発音でのやりとりにより、実践的な英語力を身につけることができる。企業への講師派遣事業も予定されている(詳細は要問い合わせ)

ブライチャー東京校◎東京都渋谷区東1-27-106F TEL:03-5774-2100

※画像はイメージです。

松井博(まつい・ひろし)◎Brighture English Academy創業者。著書に『僕がアップルで学んだこと』『企業が「帝国化」するアップル、マクドナルド、エクソン~新しい統治者たちの素顔』などがある。2009年まで米国のアップル本社にシニアマネジャーとして勤務。大学や企業での講演も多数。

中西佑樹(なかにし・ゆうき)◎Brighture English Academy創業者。株式会社ENLink代表取締役。1985年大阪府出身。元Appleの松井博との出会いを経て、BrightureEnglishAcademyを創業。また株式会社THREEを立ち上げ、不動産業界のレベルアップを目的としたメディアEdgeも運営する。

Brighture English Academyへのお問い合わせはこちら
 http://brighture.jp

Promoted by Brighture English Academy text by Shigekazu Ohno(lefthands) photograph by Jun Miyashita styling by Takuro Tsuchida hair&make-up by RINO

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