任天堂はここに来て、据え置き機と携帯機の区分けを緩め、ポケモンの本編がリビングルームのスクリーンでも楽しめるようになるのではという観測が流れている。その噂を裏付ける求人広告の存在が話題になっている。
ゲーム情報メディアのSiliconeraは、ポケットモンスターなどの家庭用ゲームソフト開発を手がけるGame Freakの求人広告について報じた。その求人は「世界レベルで人気のRPG」に関わるもので、その名前は「誰もが知るもの」だという。これがポケモン関連の求人であることは容易に想像がつく。
広告ではモーションモデラーの人材も募集しており「WiiUやPS VITAクラスの人物キャラモデルの作成経験がある」ことが条件となっている。これは任天堂スイッチ関連の求人と見ていいだろう。
スイッチがポケモンに対応するとの噂は以前から流れており、それは「ポケットモンスター サン・ムーン」をアップデートした「ポケモンスターズ」になるとされていた。フォーブスはこの件で株式会社ポケモンにコメントを求めている。反応があり次第、記事をアップデートするつもりだ。
昨年はポケモンGOだけでなく3DS向けにポケットモンスター サン・ムーンがリリースされたことで、多くの人がポケモンの魅力を再認識した。ポケモンは任天堂のセカンドパーティーのタイトルであり、ゼルダと同様な取り組みは難しいのかもしれないが、スイッチにポケモンが対応することは不思議ではない。
スイッチでは今のところ「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」等が人気だが、今秋までには新作を投入したいところだ。その意味でもポケモンの投入は大きく期待できる。
筆者のような年季の入ったポケモンファンとしては「ポケットモンスター 赤・緑」の投入も期待したいところだが、スイッチではバーチャルコンソールの配信がまだないため、それが実現するかどうかは疑問ではある。