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スフィロの共同創業者兼CTO(最高技術責任者)のイアン・バーンスティン。物心ついた頃からロボット開発に取り組んできた彼は、「日本のロボットが好きだった」と語る。

アクセラレータに選ばれるにはどうすればよいのか。またそこで得られる経験とは? テックスターズの“卒業生”である、スフィロの共同創業者イアン・バーンスティンに振り返ってもらった。



映画『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』に登場するドロイドの「BB-8」を、スマートフォンのアプリで操作可能な小型ロボットとして実現したのがロボティクス企業「Sphero(スフィロ)」だ。同社の共同創業者たちはテックスターズのプログラムに2度も選ばれている。今回、共同創業者で最高技術責任者(CTO)のイアン・バーンスティンに、テックスターズでの経験とロボット開発について語ってもらった。

ーー昔から機械いじりが好きだったそうですね。

2〜3歳の頃から機械いじりをしていたと思うよ。構造が気になって分解していたんだ。8歳の頃には、カメラやカセットプレイヤーを分解して、組み立て直すようなことをしていたね。

ーーロボット作りもその頃に始めた?

あるロボット開発大会に遊びに行ったとき、ワークショップを開いていてそこで初めて「BEAM(生物学、電子工学、美学、機械工学)ロボット」を作ったよ。アナログ回路を使った、ゴキブリのような虫型ロボットで、太陽光発電で動くんだ。中高時代はひたすらロボットを作っていたね。多分、60〜70機は組み立てたと思う。

ーーテックスターズを知った経緯とは?

コロラド州立大学に在学中にウェブデザインの会社を立ち上げたんだけれど、そのときの顧客だったんだ。面白そうだから何度もウェブ関連企業のアイデアを考えて申し込んでみたよ。でも、なかなか合格できなかった。なにせ、競争率が70倍だったから。

ーー2010年のプログラムで、初のハードウェア企業として選ばれました。

ロボット開発企業で働いていた、09年末のある晩、iPhoneを触っていたときに、「何千ドルも投じてタッチパネルの付いたヒト型ロボットやコントローラーを作っている」ことに気づいた。それで、スマートフォンをコントローラー代わりに使えば、安上がりだと思ったんだ。グーグル検索してみると、やっている人がいない。理由は技術的なもので、アンドロイドのAPIがBluetoothSPPによる無線通信をサポートしていなかった。ところが、共同創業者のアダム(・ウィルソン)と会って間もなく、アンドロイドがアップデートをしたんだ。

ーータイミングにも恵まれた、と。

そう。で、ちょうど10年に父が仕事の関係でインドの大学へ赴任することになった。数カ月間だけ手伝おうと僕も渡航する準備をしていた。でも、父に「航空券代を新会社の資本金に使いたい」とお願いしたんだ。そのお金を元手に開発を始めて、テックスターズにもう一度申し込んだよ。

はじめは、スマートフォンをコントローラー代わりに、ドアの開閉やテレビの操作ができる”プラットフォーム”として申請したんだ。ユーザーや企業がスマホを使って好きなモノを操作できる、という触れ込みでね。そのおかげでプログラムに選ばれたよ。

インタビュー = フォーブス ジャパン編集部、写真=レベッカ・スタンフ

 

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