「スマートオフィス市場は未開拓市場で、近いうちにスマートホーム部門をしのぐようになるだろう」とデュイは言う。「スマートホーム部門は過密状態にあるし、一日の時間の大半を職場で過ごす人々にとってはほとんど価値がない。一方でスマートオフィス家具は、私たちの日々の生産性や健康、幸せに直接的な効果をもたらし得るものだ」
オートノマスは、スタンディングデスクを使うことで以下の健康効果が期待できるとしている。
・肥満のリスク軽減
・代謝の悪化や心疾患のリスク軽減
・がんになるリスクの軽減
・長期的な死亡リスクの低下
・生産性および集中力の向上
世界保健機関(WHO)は、運動不足は死を招く原因の第4位だとしている(肥満よりも上位)。一日中コンピューターの前に座りっぱなしだと、腰や首に悪いだけでなく、がんや心疾患、糖尿病やうつ病などのあらゆる病気につながる可能性があることが十分な証拠とともに示されている。そして喫煙と同様、運動をしてもそれで帳消しにはならない。
オートノマスのスマートデスクは、従来の座って使う高さから、簡単にスタンディングデスクの高さに変えることができる。筆者にとってはそこがお気に入りのポイントだ。