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Jacob Lund / shutterstock.com

筆者が初めて、デスクの前で立って仕事をしている人に会ったのは数十年前。米ディズニーの顧問弁護士をしていた時だった。

その男性は、立って仕事をしている理由について、健康のためであり、長時間座りっぱなしはあまりにつらいからだと答えた。その後の時が経つにつれ、立って仕事をしている人を目にすることは増えた。

1月に開催された見本市コンシューマー・エレクトロニクス・ショーで、筆者はオートノマス(Autonomous)のコスト効率の高いデスクに惹かれた。あれからもう1か月以上、同社の電動昇降式スマートデスクを使用しているが、とても気に入っている。

デスクはほぼ完成形で販売されているが、スタンド、デスク板と配線を設置・調整するのに約20分が必要だ。モーター(音も静かだ)でデスクの昇降が可能で、人間工学的に良いとされる「20:8:2」を手軽に実現することができる。「20:8:2」とは、20分座った姿勢、8分立った姿勢、2分は歩くかストレッチという比率だ。

オートノマスのデュイ・フイン創業者兼CEOは、起業した理由について次のように語っている。

「起業したのは、オフィスの再発明が極めて重要だと考えたからだ。人はおよそ18歳から65歳まで、1日平均8~12時間ほど仕事をする。つまりオフィスは、人々が人生の大半を過ごす場所なのだ。しかし衝撃的なことに、この50年間オフィスのためのイノベーションや新商品はほとんどない。当社はオフィス内の退屈な製品を一つずつ検証し、テクノロジーを通じて再発明を行っていく」

オートノマスは、スマートオフィス家具の垂直統合型メーカーのパイオニアだ。サプライチェーンのすべてを系列化することで、高品質な製品を直接、驚くほどの低価格で企業や消費者に提供することができる。例えば同社の看板商品である電動昇降式スマートデスクは、わずか299ドル(約3万4000円)から購入可能だ。

同社は目覚ましい成功を遂げており、年間収益はこの1年で3000%急増し、数千万ドルに達している。主な顧客にアップルやサウンドクラウド、フェイスブック、グーグル、ハーバード法科大学院などが名を連ねるほか、2万5000件の顧客を抱える。2015年にはホワイトハウスから70万ドル(約8000万円)相当の注文が入った。

編集=森 美歩

 

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