3曲のうち最上位となったのは、コールドプレイのボーカル、クリス・マーティンをフィーチャーした「Something Just Like This」。今月1日に発売された新曲で、翌2日夜までの前週では56位だったものの、今週は5位に浮上した。
次は前週から1位落ちて7位につけた「Paris」。ザ・チェインスモーカーズはこの曲で、ソロ曲としては初のトップ10入りを果たした。
そして3曲目、10位につけたのは、同デュオ最大のヒット曲「Closer」。歌手ホールジーをボーカルに迎えた同曲は、昨年8月の発売以降、12週にわたって首位の座を独走。間もなくついにトップ10から姿を消すことになりそうだが、依然として根強い人気を誇っている。
3曲同時トップ10入りを最初に果たしたのはビートルズで、黄金期の1964年のことだった。その10年余り後には、ビー・ジーズが映画「サタデー・ナイト・フィーバー」のサウンドトラックからの3曲で同じ快挙を達成した。
ただ、両グループともその後、3曲トップ10入りを数回にわたり達成しており、ザ・チェインスモーカーズがこれら大先輩に追いつくのはまだ先のことになりそうだ。