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I write about media, emerging technology and social technologies.

Kaspars Grinvalds / Shutterstock, Inc.

ポケモンGOにそっくりなアプリ「Snatch(スナッチ)」がイギリスで人気だ。ARとジオロケーション技術を駆使し、スマホを使ったバーチャルな宝探しができるアプリだが、「現金が手に入る」というポケモンGOにはない特徴がある。

プレーヤーはゴールデン・パーセル(金の包み)を見つけるか他のプレーヤーから盗み、6時間保持できれば現金を入手できる。道端や職場だけでなく、自宅でも盗まれる可能性があるため油断はできない。

このゲームは決済サービスのCircleを採用している。賞金は1ポンド~1,000ポンド(約140円~14万円)で、1か月の獲得上限は25万ポンド(約3,525万円)となっているが、プレーヤーがキープできるパーセルの数は決まっておらず、英国全土に1,500万ポンド(約21億円)分のパーセルが配置されている。

さらに、パーセルを盗んでキープした際のボーナスには、大学の学費の1年間の免除や、1年分の洋服のプレゼント等も用意されている。

アプリを運営するスタートアップSnatchは、3月末までに10万人のユーザー獲得を目指しているという。また、ファッションブランドのトップショップやトップマン、宅配のJust Eatやピザハット、インターネットテレビのNow TVといった企業もアプリに参加しており、プレーヤーは1日60分以上をアプリに費やし、1日4回ログインするという高いエンゲージメントが出ているという。

Snatchのジョー・マーティンCEOは「人々はゲームの成績に応じて実際に手にできるご褒美がほしいと思っており、そこがこのアプリの最大の特徴です。現金は究極のご褒美なのです」と語る。同社はユニリーバ・ベンチャーズの出資を受け、同社の協力によりSnatchは必要なリソースを得て巨大なエコシステムを作ることができた。現在プレーできるのはイギリス在住の18歳以上のみだが、他国での展開も期待されている。

ユニリーバは2016年、パーソナルケア用品を販売するDollar Shave Clubを買収するなど、大胆な動きに出ている。

編集=上田裕資

 

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