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ツイッターのジャック・ドーシーCEO(Photo by Teresa Kroeger/Getty Images for Thurgood Marshall College Fund))

2月14日、ツイッターのジャック・ドーシーCEOは自身の投稿で、“LoveTwitter ”とのハッシュタグを添え、700万ドル(約7.9億円)相当の自社株を買い戻すことを発表した。

このツイートは同社が投資家らの支持を失いつつある中で、CEOの決意を表明したものと受け取れる。ツイッターの株価は過去5年で半値以下に下落し、今月上旬の四半期決算発表でもユーザー成長率は低く、営業成績もさえなかった。

翌15日にドーシーはゴールドマン・サックスのテクノロジーカンファレンスに登壇し、ツイッターが抱える問題について語った。決済企業スクエアのCEOを兼任するドーシーはそこで、ツイッターの成長戦略に欠けていた2つの事について述べた。それは「集中と統制」だという。

近年のツイッターは、ユーザー体験やプロダクトを磨き上げることから目をそらし、新規ユーザーの獲得や新機能の追加に力を注ぎすぎていたという。

「過去10年の間、数百通りにも及ぶツイッターの利用事例を目にし、それらの全てに対応しようとしてきた。そのやり方は間違いだった」とドーシーは述べた。

ドーシーによると近年のツイッター社内は、共通のロードマップの共有に必要な意識が欠けていたというが、ここに来てようやく方針を改め「統制がとれた仕組みと厳しい基準を設け、より確実な未来に向けて歩み始めた」という。

「集中と統制により、さらに物事を進めていく」というドーシーの言葉は、同社が当面の間、独立性を保ちながら運営を行う意欲を示しているようにも思える。「取り組まねばならない課題は山のようにある。それと同時により大きな目標に向けて前進を続けなければならない」

直近の四半期でツイッターのユーザー成長率は伸び悩み、月間アクティブユーザー数(MAU)は前年同期比4%増の3億1,900万人だった。それに対しフェイスブックのMAUは約6倍で、成長率は前年同期比で17%増だ。

さらに、ツイッターはこの四半期で1億6,700万ドル(約188億円)の損失を計上し、前年同期の9,000万ドルから赤字は大きく膨らんでいる。同社COOのアンソニー・ノトは赤字幅の縮小には時間がかかると述べている。ノトは15日、ツイッターは売上創出の仕組みを再検討する必要があり、いくつかの部門を縮小する必要もあると述べた。

投資家やアナリストの間からは、収益性よりも重大なのはユーザー成長率の停滞ぶりだとの見方も出ている。

「我々はユーザーの利用動向に全神経を注いでいく。そこにしかツイッターの未来は無い」とドーシーは語った。

編集=上田裕資

 

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