ブランド・ファイナンスは毎年、「ブランド価値」「マーケティング向け投資額」「利益率・価格」を主な基準として世界中のブランドをスコアで評価。ランキングを作成している。
今回1位となったレゴは、長年にわたり有力なブランドとしての基盤を維持している。ブランド・ファイナンスは、「世代を超えて多くの人たちを魅了している。子どもたちに創造的な自由を与え、大人たちにはノスタルジアを与える」と評価した。また、レゴが性別を意識したマーケティングを行わないことも、顧客ベースを広げる一因になっていると指摘されている。
2位にはグーグルの名前が挙がった。ブランド価値は1,090億ドル(約12兆円)で、この項目では2位のアップルを上回り、トップに着けた。また、5位にはクレジットカードのビザが入った。新たな決済方法の登場に伴う市場の変化は同社にとって追い風となっており、「キャッシュレス」に向かう社会の中で、有利な位置づけにあると見られている。
以下、今年の「世界で最も有力なブランド・ランキング」を紹介する。
1位: レゴ
2位: グーグル
3位: ナイキ
4位: フェラーリ
5位: ビザ
6位: ディズニー
7位: NBC
8位: PwC
9位: ジョンソン・エンド・ジョンソン
10位: マッキンゼー・アンド・カンパニー