PICK UP

記事が気に入ったら
いいね!しよう

LIKE @Forbesjapan

Forbesjapanを
フォローしよう

FOLLOW @Forbesjapan

I cover hardware startups and IoT trends from Asia.

Photo by David Becker / gettyimages

今年1月のラスベガスの家電見本市CESに出品した米国企業は1,755社だったが、中国からは1,575社が参加した。テクノロジー関連のイノベーションで、中国はもはや無視できない勢力となった。ここでは、そのカテゴリを4つに分類し、最新トレンドを探ってみた。

1. ファーウェイ、レノボ等の大手企業

今や世界的知名度を獲得した中国企業が、レノボやファーウェイ、ZTEといった巨大企業だ。ファーウェイは今年のCESで「Huawei Mate 9」の米国発売を発表したが、このモデルは世界で初めて Amazon Alexaの音声アシスタント対応のスマートフォンとして注目を集めた。レノボもまた、アマゾンのエコーを上回る性能を謳うスマートスピーカーを発表した。

2. 「下請け」から脱出した新興企業

ドローンメーカーのDJIを筆頭に、近年目覚ましい成長を遂げているのが中国の新興企業だ。ロボット玩具や知育玩具の「MAKEBLOCK」、コンパニオン型のロボット等、新たなテクノロジーを続々と投入している。

中国企業はもはや欧米の下請け的ポジションから完全に脱し、魅力的なパッケージに最先端のテクノロジーを梱包する先進的メーカーに進化しようとしている。この分野の企業としてはセル型ロボットを販売するCellRobot社もあげられる。

また、スマートフォン大手のシャオミも「MI」ブランド配下で様々なスマートホーム関連製品を発表した。シャオミは現在、欧米マーケットを意図的に避け、中国やインド、インドネシア、ブラジルといった20ヶ国で積極的なマーケティングを行っている。

3. 中国のシリコンバレー、深センの企業たち

今年のCESに参加した中国企業1,575社のうち、実に700社が「中国のシリコンバレー」の異名をとる深センの企業だった。かつてはOEM分野が主だった深セン企業はここ数年で、独自のイノベーションを生む企業群に成長を遂げた。

深センの電子部品工場のオーナーらはブランディングや流通構築に向けた投資を行い、西洋のグローバルブランドに追いつこうとしている。

世界最大の電子部品の供給源である彼らはまるで、“炭鉱のカナリア”のようにイノベーションの最先端を嗅ぎ取り、いち早くプロダクトに投入する。ポケットサイズの超小型ドローンや、安価なVRヘッドセット、ドアベルや監視カメラといったスマートホーム関連製品等、多種多様な製品がCESで展示されていた。

編集=上田裕資

 

あなたにおすすめ

SEE ALSO

YOU MAY ALSO LIKE