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I cover health, medicine, psychology and neuroscience.

Elena Veselova / shutterstock

朝食をめぐる問題について、科学の見解は分かれている。

一部の研究結果(と社会通念)では、朝食は一日のうちで最も(少なくとも非常に)重要な食事とされている。一方で、そうでもないと指摘し、少なくとも減量中は朝食を抜くのも悪いことではないとする調査結果もある。

だが長期的な健康、特に心臓病や糖尿病のリスクを考えると話は別だ。米国心臓協会(AHA)は過去の研究を見直して出した新たな発表において、結局のところ「朝食はとるべきだ」としている。しかも何も考えずに食べるよりも「マインドフルに(そこに意識を向けて)」食すことが大切だという。

そして、この「マインドフルに朝食をとること」が多くの人にとって、悪い食習慣を変える第一歩になるかもしれない。

AHAは同発表で、食習慣と長期的な健康についていくつかの重要なつながりを指摘している。過去の複数の研究によれば、朝食を食べる人はコレステロール値と血圧がより低い傾向にあり、朝食を抜くと肥満や栄養不良、糖尿病を含む糖代謝の問題につながることが明らかになっている。また昼食・夕食よりも朝食をしっかり食べる人は、夕食を一番しっかり食べる人に比べて糖やインシュリンの数値が良い傾向にあることも示されている。

また、現時点ではまだ人間を対象とした研究で十分に裏づけられていないが、夜遅くに食事をすることが代謝の悪化につながることも示唆されている。「食事のタイミングは体内時計に影響し、ひいては健康にも影響を及ぼす可能性がある」と、研究報告の著者マリーピエール・セイントンジュは指摘する。さらなる研究が必要だが、夜中の軽食は長い目で見ると代謝にあまり良くないのかもしれない。

一部の研究では、週に1~2日の断食(断続的な断食)は減量と総合的な健康につながるという結果が示されている。また複数の研究で、全般的なカロリー制限と長生きの関連が指摘されている。だが断続的な断食が長期的にどのような影響を及ぼすのかについて、より深く理解するためにもより多くの研究が必要だ。

編集=森美歩

 

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