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消費経済:小売業とそれを改革する人々について執筆

Alexander Image / shutterstock

米国のスタートアップが資金調達をしやすい土地として、真っ先に思い浮かぶのはシリコンバレーだろう。しかし、女性起業家にとってはニューヨークのほうが条件が良い土地であることが最新の調査で分かった。

女性主導のベンチャーキャピタルとして知られるFemale Founders Fundが、2016年のシリーズAに関して行った調査によると、ニューヨークで資金調達を行った企業の17%が女性CEOの企業だった。それに対し、サンフランシスコのベイエリアの数字は10%だった。

調達金額では西海岸が上回っているが、女性CEOの比率ではサンフランシスコのほうが上だ。サンフランシスコでは全187社のうち女性CEO企業は18社。ニューヨークでは全84社中、14社となっていた。

Female Founders Fundのアン・デュガルによると、マンハッタンでシリーズA調達を行った企業の半数近くがEコマース関連で「ニューヨークのスタートアップ企業はより多様性に富んでいる」という。

「ニューヨークには小売りやファッション、マーケティングやメディア等、多様なバックグラウンドを持つ女性が存在し、そういった人々が能力を活かせる場所なのです」

レント・ザ・ランウェイは68億円を調達

2016年は女性が主導する企業のシリーズBの調達件数も、目覚ましい増加を遂げており、レイトステージの調達も増加しているという。昨年12月にはニューヨーク本拠のファッション系テクノロジー企業の「レント・ザ・ランウェイ」が6,000万ドル(約68億円)のシリーズE資金調達を発表。女性主導のスタートアップ企業としては昨年最大の資金調達となった。

レント・ザ・ランウェイは2016年に創業以来初めて売上1億ドルを突破し、同時に黒字化を達成した。「レンタルドレス界のアマゾン」と呼ばれる同社の共同創業者のジェニファー・フレイスとジェニファー・ハイマンの2名は、フォーブスの「注目すべき女性起業家」リストにも選ばれている。

昨年、巨額の資金調達を行った女性主導のスタートアップとしては、プラスサイズ・ファッションに特化したEloquii(1,500万ドルを調達)や、インスタグラムで爆発的人気を獲得したコスメブランドのGlossier(同2,400万ドル)、アスレジャー(アスレチックとレジャーを掛け合わせたファッション)ブランドのOutdoor Voices(同1,300万ドル)等があげられる。

Female Founders Fundは今後もニューヨークが、女性起業家らのスタートアップハブとしての機能を果たすと見込んでいる。

編集=上田裕資

 

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