キャリア・教育

2017.02.05 09:00

習得すれば人生が変わる? 一生役立つ「7つのスキル」

Monkey Business Images / shutterstock.com

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あらゆる点で、学ぶことは学ぶ内容と同じくらいに重要だ。「自分を高めることは可能だ」「将来には今の自分の能力以上の何かができる」、そう考えることは胸が躍るようなことであると同時に、充実感を与えてくれることでもある。

ただ、与えられた時間は限られている。最大の恩恵をもたらすスキルを身に付けることに、できる限りの力を注ぐべきだ。一度身に付ければあなたに永遠に利益をもたらし続けるのは、次の7つのスキルだ。

1. 口を閉ざすべき時を知る

誰かと対立した時、歯止めが効かない感情に任せて自分の意見を主張し続ければ、人間関係をひどく損なうことにもなる。自分自身の感情を読み取り、それに対応すれば、無駄な争いを避け、自分の考えを主張すべき時にだけそうすることができる。これが意味するのは大半の場合において、黙っている方が得策だということだ。

2. 心の知能指数(EQ)を高める

心の知能指数(EQ)は、自分と他者の感情を認識し、理解する力であり、その認識を自分の行動や他者との関係のコントロールのために活用する能力のことだ。働く人たちを対象に行った調査の結果から、業績の高い人の90%はEQが高いことが分かっている。一方、業績が振るわない人の中でEQが高い人は20%だった。

当然ながら、EQ値の高い人は収入も増える。EQの高い人は低い人に比べて、年収が平均2万9,000ドル(約327万円)多い。EQと収入はかなり直結していることが分かっており、EQが1ポイント上がるごとに年収は1,300ドル増えるという。EQを高めれば、より幸福を感じられるようになり、ストレスも減るということだ。

3. 時間を管理する

効果的な時間活用を阻む最大の問題の一つは「緊急性の絶対的な力」だ。即座に対応しなければならない小さなことが、本当に重要なことを後回しにしてしまうことは多い。本来すべき仕事が全く進まなかったと思いながら、オフィスを出たことが何度あるだろうか?自分の時間を効果的に管理する術を学べば、最高の状態で仕事を進めることができるようになる。それも将来にわたってずっと、毎日そうすることができるようになる。

4. 聞く耳を持つ

多くの場合、私たちは人の話をきちんと聞いていると「思って」いる。だが、実際には次に相手に何を言おうかを考えている。本当に「聞く」ということは、相手が話している内容だけに集中することだ。相手の言うことを評価せず、ただ理解しようとすることは、高めることができる重要なスキルの一つだ。

職場では多くの人が色々なことを話しており、聞く機会は溢れている。だが、そこには口調やボディーランゲージ、語られていない言葉から読み取るべき重要な情報がある。つまり、人の話を聞かない(そして見ていない)ことで、あなたが職場で何かから脱落する可能性もあるということだ。
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編集 = 木内涼子

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