Leによると、Swiftの方はロボットアームで遊びたい初心者や子供の教育に最適だという。Swift Proは、モーターの性能が高く動きも精密なため、プログラマーや愛好家に向いているという。オンライン上ではSwift Proユーザー向けのコミュニティが立ち上がっており、LeはuArm Swiftによってコミュニティが一層拡大することを期待している。
uFactoryのオフィスでは、常時約30名のエンジニアがフロントエンドとバックエンドの開発に従事している。筆者が訪問した際には、キーボードやマウスを使った新しい操作方法を試すことができ、uArmが手や腕に障害のある人にとって非常に便利な道具であると感じた。
ロボットアームと聞くと、未来のテクノロジーのように聞こえるかもしれないが、製造現場では何年も前から使われている。「我々は、工業用機械として使われてきたロボットアームを小型化し、様々な用途に使えるように改良した。もちろん価格もずっと安くし、コンシューマ向けに普及させることを可能にした」とLeは話す。
uArm SwiftとSwift Proは、現在Indiegogoでキャンペーンを実施中で、5月までに出荷を開始する予定だという。