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2017.01.11 11:00

X JAPAN、米国進出に向け本格始動 YOSHIKIが意気込み語る


2007年に再結成したX JAPANは、翌08年に東京ドームで3夜連続での復活コンサートを行った。2010年には米シカゴの音楽フェス「ロラパルーザ」に出演し、米国で初の演奏を披露。同年には日産スタジアムでの2夜連続公演で計14万人を動員した同バンド史上最大規模のコンサートを開いた。

著名人のX JAPANファンとしては、ビートルズのプロデューサーを務めた故ジョージ・マーティンや、メタリカのラーズ・ウルリッヒ、アメコミ界の巨匠スタン・リーらがいる。

KISSのジーン・シモンズは「We Are X」の中で、「もし彼らがアメリカやイギリスで生まれ、英語で歌っていたら、世界一のバンドになっていたかもしれない」と語っている。

X JAPANが今年20年ぶりにリリースする新アルバムは、バンド初の英語作品となる。YOSHIKIは今月12~13日、米ニューヨークのカーネギーホールで東京フィルハーモニーを引き連れた公演「Yoshiki Classical Special featuring Tokyo Philharmonic Orchestra」を開き、オリジナル曲に加え、クラシック音楽も数曲披露する予定だ。またX JAPANは今年3月、英ロンドンのウェンブリー・スタジアムで公演を行う。

「ファンの皆さんはほぼ10年間、苦境にあった僕たちを無条件で愛し、応援してくれた。素晴らしいことです。そのおかげで、僕たちは再結成できた。これができたのなら、不可能なことは何もない」

YOSHIKIはこう語る一方で、若干の弱気ものぞかせた。「アメリカでは僕らの名前はまだ浸透していない。アメリカには欠けているものもなく、素晴らしいアーティストがたくさんいて、入り込む余地がないように感じる」。だが少し間を置くと、心の奥底にある信念を繰り返し、「僕は不可能なことは何もないと信じている」と語った。

翻訳・編集=遠藤宗生

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