クレジットカード大手の米マスターカードが発表した「世界渡航先ランキング」によると、外国からバンコクを訪れ、一泊以上で滞在した人の数は同年、約2,150万人を数えた。バンコクの他にも、上位にはアジア・中東地域の都市が複数入り、9位の東京に滞在した人の数は、1,170万人だった。
一方、旅行客が滞在先で買い物などに多額を消費するのはどの都市でも同じことだが、その金額が最も多かったのはアラブ首長国連邦(UAE)のドバイ(約313億ドル、3兆6,400億円)だった。2位のロンドン(約198億ドル)に大きな差を付けている。滞在者数で首位のバンコクは、消費額では4位だった(約148億ドル)。
2016年「世界渡航先ランキング」は、以下のとおり(かっこ内は一泊以上滞在した外国人旅行者の数)。
1位 バンコク(2,147万人)
2位 ロンドン(1,988万人)
3位 パリ(1,803万人)
4位 ドバイ(1,527万人)
5位 ニューヨーク(1,275万人)
6位 シンガポール(1,211万人)
7位 クアラルンプール(1,202万人)
8位 イスタンブール(1,195万人)
9位 東京 (1,170万人)
10位 ソウル (1,020万人)
出典:マスターカード