ライフスタイル

2017.01.14 11:00

安藤忠雄が世界で手がけた「夢の邸宅」5選


INVISIBLE HOUSE
見えない家

建物の半身を地下に隠すことから「見えない家」と呼ばれるこの住居の内部には、さまざまなタイプの中庭や光を取り込むための建築的操作が施されている。まさに地中の迷宮空間である。地下2階のリビングルームは、高さ6mの天井の吹き抜けになっていて、プライバシーを確保しながら、大きなガラス窓から光が入り込む。周辺には建物を幾重にも囲うように樹木が植えられ、静寂な環境を保っている。(イタリア、トレヴィノ1999〜2004)。

PENTHOUSE IN MANHATTAN
マンハッタンのペントハウス

1912年に建てられたニューヨークの高層ビルの上層部にペントハウスを増築。12階建てのビルの最上階を生活空間とギャラリーを備えた主階とし、リビングかららせん階段を上がると、ガラスで囲まれたペントハウスにつながる。そのペントハウスを貫いてフランス人アーティスト、パトリック・ブランによる「緑の壁」が伸びる。四季を通じてマンハッタンの絶景を満喫できる特別な場所となっている。(アメリカ合衆国、ニューヨーク1996〜)。

【お詫びと訂正】
2017年2月号P.73〜P.77の図版説明文に一部誤りがございました。このWEB版では本文を訂正し、配信させていただいております。関係者の皆様、読者の皆様に深くお詫び申し上げます。

構成=中村正人

この記事は 「Forbes JAPAN No.31 2017年2月号(2016/12/24発売)」に掲載されています。 定期購読はこちら >>

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