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経済を動かす「女子」の秘密

shutterstock.com

アフタヌーンティー。元々イギリスの上流階級の社交の場として広まった慣習ですが、今、日本で主に楽しんでいるのは若い女子たち。土日の高級ホテルのラウンジには、各ホテルのオリジナリティが詰まったアフタヌーンティーを目当てにした20代女子たちが大勢集っています。

例えば大手町に位置するラグジュアリーホテル、アマン東京のラウンジで提供しているアフタヌーンティーは、予約3か月待ちと言われています。「ブラックアフタヌーンティー」として、食器や食材を黒で統一しているという独自性が今、女子の心を惹きつけてやまないのです。そのお値段、5,198円。

アマン東京に限らず、リッツカールトン、ペニンシュラ、マンダリンオリエンタルなど高級ホテルではどこも5000円を優に超えるアフタヌーンティーを提供していますが、土日は特に満席続きの様子です。

そんなアフタヌーンティーを20代そこそこの女子たちが大勢楽しめる不思議について、考えてみました。

アフタヌーンティーといえば「ケーキスタンド」。3段のプレートにサンドイッチやスイーツが並べられ、とてもフォトジェニックです。

サンドイッチから始めて、別添のスコーン、最後にスイーツという順で味わう、というのが基本ルール。スコーンに塗るクロテッドクリームやジャムにもまた、可愛らしいプチサイズだったり好きな味を選べるバリエーションだったり、女子心をくすぐる仕組みがたくさんあります。

ただ、色気も何もない話ですが、ケーキスタンドにのってくるのはサンドイッチ2切れにブルスケッタが2切れ、ケーキが2種類、ひとくちサイズのデザート2種類といった具合。それに加えて、大抵スコーンが2個くらい別皿で運ばれてきます。
aman

おやつとしてはもちろん、ランチやディナーとしても女性には多すぎるくらいの量で、特にスイーツをこんなに一度に食べることはスイーツビュッフェくらいでしか考えられません。

実際、私の経験でも、一緒にアフタヌーンティーに行った友達の大半は食べ終えた途端お腹いっぱい・・・と動きが鈍くなりますし、食べきれない友達もいます。「美味しいものを少しだけ」が美しいとされる中で、美味しくて高価なものをたっぷり頂く必要は、本当はないのです。

では、なぜ求めるか。その理由を私は下記のように分析しています。

文=山田 茜

 

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