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消費経済:小売業とそれを改革する人々について執筆

Courtesy of The Wing

「自動運転の車が作られる時代に、なぜこんな目に遭わなければいけないのか?」
スターバックスのトイレで着替えていた時のこと。汚い床に足の裏が触れそうになった瞬間、オードリー・ゲルマンはそう思ったのだという。

現在29歳のゲルマンはニューヨークで生まれ育ち、長い間広報業務に携わってきた。あちこちで行われる会議やイベントに出席するために街中を駆け巡りながら、着替える場所や携帯電話を充電できる場所がないことを不便に感じていた。

最初は、忙しく走り回る女性が仕事の合間にリフレッシュできる小さな休憩スペースを作ろうと思った。だが1年をかけてアイデアを練るうちに、構想は膨らんでいった。シャワールームがあるだけでは不十分だ。女性たちが交流し、働き、将来についてともに考える場所を作ろう。

この10月、古くからショッピング街として栄えてきたニューヨークのレディース・マイル地区に、女性専用の社交クラブ「The Wing」がオープンした。創業者はゲルマンと、途中から加わった同い年のローレン・カッサン。19世紀末から20世紀初頭のニューヨークに多数存在した女性の社交場を、21世紀のライフスタイルに合わせて蘇らせた多目的スペースだ。

1300人が「順番待ち」状態に

初期会員にはラッパーのレミー・マー、女優のレナ・ダナム、美容スタートアップ「グロシエ」のCEOエミリー・ワイスなど、著名人も顔を揃える。会費は月額150〜185ドルするが、オープン以来、入会希望者は増える一方だ。10月末の時点でウェイティングリストに登録された人数は1,300人に上る。

パステル調の家具がゆったりした間隔で配置されたクラブ内には、フェミニズム関連の資料や女性作家による本が並ぶ本図書室、ロウアー・イーストのDimesなど女性が運営する人気レストランのメニューが揃うカフェ、そして授乳室などがある。

「ここで出す食べ物やワインを作ったのも女性、部屋をデザインしたのも女性、顧問弁護士も女性です」とゲルマンが言う。「この空間にあるすべてが、自立した女性のマインドによって構成されています。その力を感じてもらうことも私たちの狙いです」

編集=海田恭子

 

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